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    小関隆
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関 礼子/著 -- 有斐閣 -- 2009.11 -- 361.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /361.7/カ/ 116275348 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 環境の社会学
タイトルカナ カンキョウ ノ シャカイガク
叢書名 有斐閣アルマ
著者 関 礼子 /著, 中澤 秀雄 /著, 丸山 康司 /著, 田中 求 /著  
著者カナ セキ レイコ,ナカザワ ヒデオ,マルヤマ ヤスシ,タナカ モトム
出版者 有斐閣
出版年 2009.11
ページ数 14,270p
大きさ 19cm
一般件名 環境社会学
ISBN13桁 978-4-641-12385-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 361.7
内容紹介 環境問題と私たちの社会とのかかわりについて「環境の社会学」の最新の知見を取り上げながら、わかりやすく論じるテキスト。実際の暮らしや身体感覚にもとづいて、広い視点からとらえるためのヒントを提示する。
著者紹介 立教大学社会学部教授。著書に「新潟水俣病をめぐる制度・表象・地域」など。

目次

序章 『環境の社会学』への招待
第Ⅰ部 日常と環境
第1章 生業の近代化とグローバル化
  1 生業世界の多様性
  2 農から農業へ
  3 地域の多面的機能への着目
第2章 環境という風景とアイデンティティ
  1 なぜ「環境を守りたい」と思うのか
  2 環境と集合的アイデンティティ
  3 環境アイデンティティの構築と抗争
  4 環境の定義とは何か
第3章 環境リスクと環境メディア
  1 「リスク社会」としての現代
  2 リスクの社会的構築と科学技術
  3 環境リスクとマスメディア
  4 私たちがつくるリスク文化
第4章 自然を基盤とする暮らしの「当たり前」
  1 脳内環境問題と身体地図
  2 在地リスク回避
  3 コモンズと共同性の豊かさ
  4 祭りに見る地域社会のつながり
  5 日本における「当たり前」の再構築の試み
第Ⅱ部 環境と社会
第5章 自然保護をめぐる葛藤
  1 「自然保護」を考える
  2 「自然との共存」を問いなおす
  3 人間とサルの歴史
  4 自然保護に伴う社会のもつれ
第6章 開発と廃棄
  1 「開発」とは何だろうか
  2 高度成長期の日本における「開発」
  3 戦後日本における「廃棄」
  4 動脈と静脈を適正技術へ引きもどす
第7章 環境問題をめぐるローカルとグローバル
  1 商業伐採とローカル
  2 森林減少をめぐるローカル
  3 気候変動をめぐるローカル
  4 環境問題の複雑さ
第Ⅲ部 環境としくみ
第8章 自然と社会をデザインする
  1 自然の足し算・引き算
  2 順応的管理という折り合いのつけ方
  3 外来種問題とサンクチュアリ
  4 自然再生と社会のデザイン
第9章 持続可能なエネルギーを生かす
  1 風力発電をめぐる対立
  2 対立図式の問題点
  3 エネルギー問題の解決
  4 再生可能エネルギーと地域再生
第10章 市民参加の意味を考える
  1 環境問題と市民
  2 現代社会の副産物としての環境問題
  3 環境問題と市民参加
  4 市民活動の可能性
第11章 環境問題の原点はいま
  1 環境問題の歴史と「公」の「害」
  2 水俣・足尾・新潟
  3 水俣病の被害経験と地域社会
  4 足尾鉱毒事件の「原点」に立ち返る環境運動
終章 環境と社会を読み解く視点
  1 あいまいさと厳密さ
  2 脳内と身体
  3 技術と社会
  4 危機管理と持続可能性