元森 絵里子/著 -- 勁草書房 -- 2009.10 -- 371.45

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地下書庫 /371.4/モ/ 116221631 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 「子ども」語りの社会学
タイトルカナ コドモガタリ ノ シャカイガク
副書名 近現代日本における教育言説の歴史
著者 元森 絵里子 /著  
著者カナ モトモリ エリコ
出版者 勁草書房
出版年 2009.10
ページ数 11,239,15p
大きさ 22cm
一般件名 児童
ISBN13桁 978-4-326-60224-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 371.45
内容紹介 「子ども」とは虚構であり、実体である。近現代日本の教育の文脈において、子どもを語る言葉と子どもが語る言葉を解きほぐし、「子ども」の歴史性と社会性を問い直す。

目次

序章 「子ども」の歴史性と社会性
  1「子ども」の歴史性
  2 「子ども」の社会性
  3 ルーマンの教育システム論
  4 近現代日本の「子ども」を見る視角
  5 本書の構成
第Ⅰ部 「子ども」語りの成立
第一章 「子ども」の発見・教育の自律
  1 「子ども」の前史
  2 教育制度の整備と「子ども」の成立
  3 「子ども」と配慮の誕生
  4 「子ども」の教育の自律化
第二章 「子ども」語りの布置
  1 「子ども」・教育と社会
  2 「子ども/大人」の区分と近代日本の勃興
  3 教育の社会的機能の自明化
  4 「子ども」語りの布置
  5 総力戦と「子ども」語り
第Ⅱ部 「子ども」語りの戦後
第三章 「子ども」という希望から不安へ
  1 敗戦と「子ども」語り
  2 「子ども」・教育問題の変化
  3 戦後日本における「子ども」語りの興隆と揺らぎ
  4 「子ども」語りの変容とその機制
第四章 「子ども」であること・「子ども」を語ること
  1 「子ども」の語りへの着目
  2 生徒会誌という資料
  3 「子ども」から見た「子ども」・学校・社会
  4 「子ども」から見た「子ども」の世界
  5 自律化する「子ども」集団
  6 「子ども」を語るとはいかなることか
第Ⅲ部 「子ども」語りの現在
第五章 「子ども」語りの揺らぎ・「子ども」の現在
  1 「子ども」語りの現在
  2 中学生新聞投書欄という資料
  3 「子ども」から見た「子ども」の揺らぎ
  4 「子ども」の揺らぎと「自分」という論理
  5 「子ども」を語り続ける機制
第六章 現代の「子ども」語り
  1 「子ども」の捉え難さをめぐる実践
  2 プレーパークという遊び場
  3 プレーパークの「子ども」語り
  4 「子ども/大人」の差異の消せなさの現代的機制
  5 「子ども」をいかに語るかという問題へ
終章 「子ども」語りをめぐって
  1 「子ども」語りの歴史と現在
  2 「社会」をめぐる問いへ