内村 剛介/著 -- 恵雅堂出版 -- 2009.9 -- 081.6

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閲覧室 /081.6/ウ/3 116667536 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 内村剛介著作集 第3巻
タイトルカナ ウチムラ ゴウスケ チョサクシュウ
著者 内村 剛介 /著, 陶山 幾朗 /編集・構成  
著者カナ ウチムラ ゴウスケ,スヤマ イクロウ
巻の書名 ソビエト作家論
出版者 恵雅堂出版
出版年 2009.9
ページ数 622p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-87430-043-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 081.6
内容紹介 わが国の論壇、ロシア文学界に大きな影響を与えた内村剛介の文業を集大成。第3巻はソビエト時代に生き、文学で自己使命を果たそうとしたが為に権力との確執を醸した作家達に対する著者の論考を収録。巻末に解説・解題を付す。
著者紹介 1920~2009年。栃木県生まれ。満洲国立大学哈爾濱学院卒業。評論家、ロシア文学者。敗戦とともにソ連に抑留され、56年帰国。北海道大学教授などを務めた。著書に「呪縛の構造」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
エセーニンは“優しい”だけ?
  エセーニン
11-12
わたしのエセーニン
  エセーニン
13-15
時代の雷雲をつきつけて
  エセーニン
15-20
愉しき訳業
  エセーニン
20-22
エセーニンを読む
  エセーニン
22-25
ソビエトのアンチ・ユートピア
  ザミャーチン
26-72
自伝
  パステルナーク
73-75
「詩の自立」を貫く
  パステルナーク
75-80
テロリストの背理
  サヴィンコフ(ロープシン)
81-86
その未来は過去なのか
  現代日本のサヴィンコフ
86-92
サヴィンコフ断片
  サヴィンコフ(ロープシン)
92-94
文学は情況から何を奪うものであるか
  サヴィンコフ(ロープシン)
94-102
不信を介する信について
  サヴィンコフ(ロープシン)
102-108
意志し感動する夢幻
  サヴィンコフ(ロープシン)
108-114
フリオ・フレニトの遍歴
  エレンブルグ
115-116
早すぎる自叙伝
  エフトゥシェンコ
117-119
凋落の萌しが…
  トヴァルドフスキー
120-122
始めに言葉ありき 言葉は密告なりき
  グロースマン
123-139
不信のきわみに希望を…
  シニャフスキー
140-150
来たるべき中世、もうひとつの中世
  シニャフスキー
150-157
しんがりの前衛、その自恃
  ダニエル
158-174
スターリンと切れた世代が…
  アマルリーク
175-190
書いたものは消せぬ
  クズネツォフ
191-194
革命のさなかのマザー・グース
  チュコフスキー
195-198
創造の七日間
  マクシーモフ
199-201
ボリシェヴィズムの悶絶 205-210
ジグザグのわだちの下の「あれ」 211-221
“屈従”は存在の反証である 222-248
パリの亡命文学者たち 249-255
ロシア散文がラーゲリへと去り… 259-275
「書く」ことが「行動」に 276-279
地球の運命を問う 280-289
君は文学に拠って耐える 290-305
ソルジェニツィンのノーベル文学賞受賞 306-314
死滅のリアリティに立ち 315-320
ルカーチ先生、ソルジェニツィンを読む 321-323
ソルジェニツィン・ノート 327-460
ムーディと私たちのロシア理解 463-473
“人間の運命”への手紙 474-478
“囚人(ゼーク)”同士の出会い 479-482
パリのロシア、一九七六 483-515
科学の果ての宗教 516-575
記憶における「聖」と「俗」 576-580
「ソルジェニツィン・ノート」終章 581-587
ソルジェニーツィンの風化に 588-592
ラーゲリの思想にとらわれたソルジェニツィン 593-602
“ブルータス”ソルジェニーツィンへ 603-605
解説=内村剛介を読む
  『生き急ぐ』-時代に先駆けて炸裂した一冊
鹿島 茂/著 607-612