石黒 正人/著 -- 筑摩書房 -- 2009.7 -- 442.3

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /442/イ/ 120710793 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ALMA電波望遠鏡
タイトルカナ アルマ デンパ ボウエンキョウ
副書名 カラー版
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 石黒 正人 /著  
著者カナ イシグロ マサト
出版者 筑摩書房
出版年 2009.7
ページ数 183p
大きさ 18cm
一般件名 望遠鏡(天体) , 電波天文学
ISBN13桁 978-4-480-68815-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 442.3
内容紹介 光では見ることのできなかった遠方宇宙の姿を、高い解像度で映し出す電波望遠鏡群ALMA。物質進化や銀河系、太陽系、生命の起源に迫る壮大な国際天文プロジェクトを紹介する。
著者紹介 1945年岐阜県生まれ。名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了。理学博士。国立天文台教授、国際共同プロジェクト「ALMA計画」日本側プロジェクト・リーダー等を歴任。

目次

はじめに-私たちは波に囲まれて生きている
序章 アンデスの巨大電波望遠鏡ALMA
  ALMAは何の略?/野辺山からALMAへ
第一章 電波で宇宙を見る
  1 電波とは何か
  身の回りの電波/電波の性質/宇宙からの電波はものすごく弱い/電波の出し方、拾い方/身近な電波を受ける実験/波長によって見え方が違う/光で見る月、電波で見る月/大気が薄いほうがいい/波長と周波数の関係/電波望遠鏡に最適な環境とは
  2 宇宙からの電波はどのように発見されたか
  最初の電波の発見/宇宙からの電波を受ける/はじめての電波望遠鏡/天体から出る電波とは/おうし座分子雲
  3 光で見る宇宙、電波で見る宇宙
  光と電波で見た銀河系(天の川)/光と電波で見たオリオン座/馬頭星雲を観測する
  <コラム(1)>南天の星空
第二章 日本の天文学の歩み
  1 光の天文学から電波天文学へ
  全波長天文学の時代へ/日本の天文学の世界的成果/太陽電波から宇宙電波へ/野辺山までの道のり/名古屋大学空電研究所から東京天文台へ/筋金入りの電波少年
  2 国際共同プロジェクトALMA
  野辺山から海外設置へ/チリでの建設が決まるまで/日米のはずが米欧の協定に/三者の共同プロジェクト実現までの苦闘/いよいよ建設着工へ
第三章 ALMAで何が見えるか
  1 宇宙の夜明け-銀河の誕生
  遠方宇宙を見る/銀河の誕生と進化
  2 「第2の太陽系」を見る-惑星系誕生の瞬間をとらえる
  星の一生は輪廻のようなもの/惑星系誕生の謎を追う
  3 生命の起源に迫る
  第二の地球の探査/生命に結びつく化学反応
  <コラム(2)>アタカマ砂漠雑感
第四章 電波望遠鏡のしくみ
  1 干渉計とは何か
  高い解像度で電波を観測する/地球の自転を利用する/解像度の向上-白烏座Aの記録より
  2 ALMAの観測装置
  ハイテクのかたまり/ALMAは何の役に立つか
おわりに