野口 良平/著 -- 平凡社 -- 2009.7 -- 913.6

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資料詳細

タイトル 『大菩薩峠』の世界像
タイトルカナ ダイボサツトウゲ ノ セカイゾウ
著者 野口 良平 /著  
著者カナ ノグチ リョウヘイ
出版者 平凡社
出版年 2009.7
ページ数 294p
大きさ 20cm
一般件名 大菩薩峠
ISBN13桁 978-4-582-83441-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 913.6
内容紹介 大衆小説と目される「大菩薩峠」が、膨大な作家・思想家に高く評価されるのはなぜか? 過去の議論を丁寧にあとづけ、従来軽視されてきた後半部の意義を明示して、作品の構造・方法・魅力を鮮やかに解析する。
著者紹介 1967年東京生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学文学部非常勤講師、多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。専攻は哲学・表象文化論。

目次

序論
第一部 峠のアンチノミー
第一章 世界の起源
第二章 机龍之助とは何か
第三章 前半から後半へ
第二部 二つの世界の往還
第一章 二つの時間の共存
第二章 もう一つの道中記
第三章 作中人物の諸類型
第四章 メタファーとしての<峠>
第三部 カルマ曼陀羅とは何か
第一章 カルマ曼陀羅とは何か
第二章 カルマの内と外
エピローグ