佐藤 秀明/著 -- 試論社 -- 2009.5 -- 910.268

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資料詳細

タイトル 三島由紀夫の文学
タイトルカナ ミシマ ユキオ ノ ブンガク
著者 佐藤 秀明 /著  
著者カナ サトウ ヒデアキ
出版者 試論社
出版年 2009.5
ページ数 539p
大きさ 20cm
ISBN13桁 978-4-903122-12-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 三島由紀夫の文学は“現実が許容しない詩”である。たとえ海にいっても、“海”はない-。「仮面の告白」「金閣寺」「豊饒の海」など、多数の作品を取り上げ、三島文学の可能性に迫る。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
夢想する少年
  『岬にての物語』論
9-30
聖セバスチャンの不在
  『仮面の告白』論 1
31-56
身体の図像学
  『仮面の告白』論 2
57-70
自己を語る思想
  『仮面の告白』論 3
71-93
『美神』論 94-105
原初の<初恋>
  『潮騒』論
106-123
観念構造の崩壊
  『金閣寺』論 1
124-150
犯罪実行者の手記
  『金閣寺』論 2
151-180
対話することばの誕生
  『金閣寺』論 3
181-204
外面の思想
  『橋づくし』論
205-225
虚構少年の進化
  『薔薇と海賊』論
226-246
時代の表現・時間の表現
  『鏡子の家』論
247-278
プライバシーと文学
  『宴のあと』裁判について
279-288
肯定するエクリチュール
  『憂国』論
289-313
合唱の聞き書き
  『英霊の聲』論
314-324
ある「忠誠」論
  「昭和七年」の『奔馬』
325-356
<噓>の物語
  『豊饒の海』論 1
357-389
隠蔽の物語と物語の隠蔽
  『豊饒の海』論 2
390-417
夏の日を浴びた庭について
  『豊饒の海』論 3
418-438
<現実が許容しない詩>と三島由紀夫の小説 441-466
廃墟の時代から
  三島由紀夫の「絶対者」考
467-482
たとえ海に行っても「海」はない
  三島文学の魅力
483-487
「作者」についての提起
  『仮面の告白』を例として
491-506
『弱法師』『卒塔婆小町』の<詩> 507-510
焼け跡・闇市・廃墟の思想
  三島由紀夫と野坂昭如
511-515
『金閣寺』創作ノート解説 516-524
創作ノートの楽しみ
  風景描写の醍醐味
525-531