松浦 啓一/著 -- 東京大学出版会 -- 2009.4 -- 481.8

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資料詳細

タイトル 動物分類学
タイトルカナ ドウブツ ブンルイガク
著者 松浦 啓一 /著  
著者カナ マツウラ ケイイチ
出版者 東京大学出版会
出版年 2009.4
ページ数 5,139p
大きさ 21cm
一般件名 動物分類学
ISBN13桁 978-4-13-062216-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 481.8
内容紹介 分類とはなにか。標本の役割とはなにか-。大学の学部学生や専門学校生などをおもな対象に、専門性に深入りせず、動物分類学の基礎的な知識をできるだけ平易に解説する。
著者紹介 1948年東京都生まれ。北海道大学大学院水産学研究科博士課程修了。国立科学博物館標本資料センター・コレクションディレクターなどを務める。水産学博士。編著に「魚の形を考える」など。

目次

1 分類とはなにか
  1.1 分類とわれわれの生活
  1.2 類似と相違
  1.3 動物分類の単位と階層
  1.4 分類学の歴史
  Box-1 図鑑と分類
  Box-2 分類体系や学名はなぜ変わる
2 分類の課題と実際
  2.1 形質と変異
  2.2 種をめぐる問題
  2.3 分類学的研究の進め方
  Box-3 奇形と雑種
  Box-4 絶滅した動物種
  Box-5 研究をめぐる競争と共同
  Box-6 個体変異と種の認識
3 系統と分類
  3.1 進化と系統
  3.2 系統関係の探究
  3.3 分子データと系統研究
  3.4 系統と分類
  3.5 分類と動物地理
  Box-7 未知種の推定数
  Box-8 形態データと分子データ
  Box-9 人類は魚類
4 標本の役割
  4.1 標本とはなにか
  4.2 科学的再現性と標本
  4.3 標本と博物館
  4.4 標本データベース
  Box-10 タイプ標本は皮1枚
5 動物の名前
  5.1 和名と学名
  5.2 国際動物命名規約とはなにか
  5.3 先取権と安定性の狭間
  5.4 命名規約の落とし穴
  5.5 標準和名をめぐる問題
  5.6 動物の英名標準化に向けた動き
  Box-11 標準和名と通称
  Box-12 種の定義と図際動物命名規約
  Box-13 タイプ標本を食べたネコ
6 これからの動物分類学
  6.1 動物分類学者の使命
  6.2 動物分類学の新たな発展に向かって
  6.3 動物分類学を支える人材養成とネットワークの構築
  Box-14 動物分類学の存在意義
  Box-15 分類学関連学会の連合