濱 森太郎/著 -- 三重大学出版会 -- 2009.2 -- 915.5

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /915.5/マ/ 116183161 成人一般 可能 iLisvirtual
地域資料 L/913/マ/ 116183294 成人地域 持禁 iLisvirtual
庫・地域 L/913/マ/ 116183286 成人地域 持禁 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 松尾芭蕉作『野ざらし紀行』の成立
タイトルカナ マツオ バショウ サク ノザラシ キコウ ノ セイリツ
副書名 文字データベースによる用字解析
著者 濱 森太郎 /著  
著者カナ ハマ シンタロウ
出版者 三重大学出版会
出版年 2009.2
ページ数 632p
大きさ 22cm
一般件名 野ざらし紀行
ISBN13桁 978-4-944068-80-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 915.5
内容紹介 松尾芭蕉作の「野ざらし紀行」は巻子本・冊子本・画巻本という3種のメディアにまたがる希有な文学作品。「野ざらし紀行画巻」の文字と絵を分析するほか、各写本の系統と序列との識別などを行う。

目次

第一章 『野ざらし紀行』表現論
  1 その文体
  2 その統語法
  3 心性の叙述-後書を持つ章段の構成について-
  4 主人公の造型
  5 吉野行脚
  6 結末部の構想
第二章 『野ざらし紀行』用字論-『野ざらし紀行画巻』は定稿か
  1 画巻本の表記と系統
  2 画巻本の用字特性-文字の揺らぎ-
  3 続画巻本の用字特性-基本仮名、補助仮名の役割分担について-
  4 画巻本の行頭・行末処理-レイアウトに伴う文字の揺らぎについて-
  5 画巻本の文字型修辞法-マーク・アップ手法の形成-
第三章 『野ざらし紀行』系統論-文字型表現法
  1 孤屋本の表記特性-他人の痕跡-
  2 孤屋本の成立事情
  3 泊船本の表記特性-「商品」の用字特性-
  4 続、泊船本の表記特性-晩年執筆の痕跡-
  5 続々泊船本の表記特性-読解を支援するテクスト-
  6 泊船本定稿論-推敲の生態系-
第四章 誤解された『野ざらし紀行』
  1 「素堂序」の改訂について
  2 『濁子清書画巻』の清書の内実
  3 甲子吟行の功罪
第五章 結語