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所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
閲覧室	/611.3/ｻ/	116191230	成人一般	可能

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資料詳細

タイトル	米政策の終焉
タイトルカナ	コメセイサク ノ シュウエン
著者	佐伯 尚美 ／著
著者カナ	サエキ ナオミ
出版者	農林統計出版
出版年	2009.4
ページ数	13,230p
大きさ	22cm
一般件名	米 , 食糧政策 , 食糧法
ISBN13桁	978-4-89732-167-7
言語	jpn
分類記号	611.33
内容紹介	日本の米政策改革論議の開始から平成19年前半までの改革実績を総括し、それ以降の1年余における改革の見直し内容を点検。米政策改革の前提や外枠についても取り上げる。
著者紹介	1929年樺太生まれ。東京大学大学院社会科学研究科応用経済学課程修了。経済学博士。前日本農業研究所理事、研究員。著書に「日本農業金融史論」「米流通システム」「食管制度」など。

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目次

序章 米政策改革の前提-歴史的遺産としての食管制度-

  1.二つの論点

  2.食管制度の原型とその変質

  3.食管制度を延命させたもの-論点(1)-

  4.食管制度の負の遺産-論点(2)-

第Ⅰ部 米政策改革の総点検

第1章 米政策改革の現在位置とその性格

  1.米政策改革の展開過程

  2.米政策改革の具体像

第2章 需給調整システムの改革

  1.生産調整のポジ化とその帰結

  2.産地づくり助成の変質-地域農政的性格の強化とその限界-

  3.特異な過剰対策としての集荷円滑化対策-限界と問題点-

  4.市場原理を強める政府備蓄

  5.まとめ-需給調整システムはどう変わったか-

第3章 日本型担い手対策としての品目横断対策

  1.第一ステージにおける担い手対策-変則的・過渡的形態としての担い手経営安定対策-

  2.第二ステージにおける担い手対策の確立-打ち出された品目横断対策-

  3.まとめ-日本型担い手対策が直面するもの-

第Ⅱ部 後退する米政策改革

第1章 きっかけとしての民主党農政ビジョン-農業者戸別所得補償案の基本的性格と政治的インパクト-

  1.経緯-批判から対案へ-

  2.構造-八つの特徴-

  3.論点-四つの基本問題-

  4.評価-みえない長期展望-

第2章 米政策改革の急転換とその焦点

  1.急浮上した二つの自民党見直し案-米緊急対策と米政策・品目横断対策の見直し-

  2.米政策改革見直しの三つの焦点

第3章 政府の市場介入の強化-焦点(1)-

  1.19年産:政府緊急買入れと全農過剰米のえさ化

  2.20年産:政府備蓄と集荷円滑化対策の融合

第4章 生産調整システムの再編-焦点(2)-

  1.生産調整目標達成合意書と水田フル活用推進交付金-ムチとアメの政策-

  2.政府規制の強化と助成のかさ上げ

  3.20年産生産調整の展開と挫折-未達に終わった目標数量-

第5章 しぼみゆく担い手対策-焦点(3)-

  1.担い手対策における三つの改革

  2.担い手要件の緩和-しぼむ品目横断対策-

  3.拡充された変動緩和対策とその問題点

  4.先進的小麦等支援対策-主産地形成視点からの担い手対策の修正-

  5.基本的問題点

  6.米政策改革見直しとは何か-旧システムへの回帰-

むすび 米政策改革の課題

補章 WTO農業交渉と米政策改革

  1.問題の所在-米政策改革をめぐる外枠の変化-

  2.農業交渉の展開とその展望-米政策の外枠はどう変わるのか-

  3.関税引下げとその影響-論点(1)-

  4.破綻したミニマム・アクセス米の運用システム-論点(2)-

  5.見失われた改革の長期的展望-米生産に未来はあるのか-

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