圀府寺 司/著 -- 小学館 -- 2009.3 -- 723.359

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閲覧室 /723.3/ゴ/ 115876229 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ファン・ゴッホ
タイトルカナ ファン ゴッホ
副書名 自然と宗教の闘争
著者 圀府寺 司 /著  
著者カナ コウデラ ツカサ
出版者 小学館
出版年 2009.3
ページ数 351p
大きさ 22cm
ISBN13桁 978-4-09-387739-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 723.359
内容紹介 教会、太陽、ひまわり、浮世絵、掘る人…。繰り返し登場するモティーフの変貌から、その生涯と画業が「キリスト教対自然」の壮絶な葛藤であったことが明らかになる。日本のゴッホ研究の第一人者によるゴッホ論。
著者紹介 1957年大阪府生まれ。アムステルダム大学美術史研究所にて文学博士を取得。大阪大学文学研究科(美術史・アートメディア論)教授。オランダ・エラスムス財団よりエラスムス研究賞を受賞。

目次

第一章 ドミノクラシー
  《麦畑の葬列》
  ドミノクラシー
  注釈詩とエンブレマータの伝統
  自然説教
第二章 教会と太陽
  教会の塔と太陽
  太陽の祭典
  架空の「太陽」と「ひまわり」
  置き換え
第三章 闇の中の光
  《農民の墓地》
  《開かれた聖書のある静物》
  闇の中の光
  オリーブ園、本屋、麦畑
第四章 ユートピアとしての「日本」
  「日本」への関心
  《タンギー爺さんの肖像》
  《ムスメの肖像》
  《仏僧としての自画像》
  共同体理想
  《仏僧としての自画像》生成と顚末
  《包帯をした自画像》
第五章 「お前は顔に汗を流してパンを得る…」
  農耕のテーマ 掘る人
  「掘る人」の伝統的意味
  「掘る人」の頻度とモティーフ操作
  「掘る人」対「パラドゥー」
第六章 「自然と宗教の壮絶な闘争」
  『ムーレ神父の罪』
  ヴァンサンと「耳切り」
  自然vs.教会
  《星月夜》
  南仏の太陽と植物のシンボリズム
第七章 結び 「自然」の勝利と敗北
資料編
  専門研究のために
  註
  モティーフ別作品リスト
  参考文献