小平 美香/著 -- ぺりかん社 -- 2009.3 -- 175.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /175.7/オ/ 116179482 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 女性神職の近代
タイトルカナ ジョセイ シンショク ノ キンダイ
副書名 神祇儀礼・行政における祭祀者の研究
著者 小平 美香 /著  
著者カナ オダイラ ミカ
出版者 ぺりかん社
出版年 2009.3
ページ数 270p
大きさ 22cm
一般件名 神職-歴史
ISBN13桁 978-4-8315-1232-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 175.7
内容紹介 祭祀を重視した明治国家において、伝統的な女性神職はなぜ廃止されたのか? 従来「巫女」という範疇で語られてきた女性たちを神職の歴史のなかに位置づけ、「神祇祭祀」「神祇行政」から神祇思想を読みとる。
著者紹介 昭和41年東京都生まれ。学習院大学人文科学研究科哲学専攻博士後期課程修了。同大学人文科学研究所客員所員。天祖神社禰宣。専攻は神祇思想。

目次

序章 本論の課題
  一、問題の所在
  二、本論の課題と本書の構成
第1章 近世の「神職論」
  一、近世の神社神職による「神職論」
  二、白川家・吉田家における「巫」と「神職」
  三、淫祀論にみられる「神職観」
  四、岡熊臣『神職歴運考』にみられる「神職論」
第2章 神祇祭祀のなかの「巫」
  一、御巫清直の「御巫論」
  二、宮中神祇官の「御巫」
  三、宮中の御巫
  四、神祇祭祀における「巫」と祭る神々
第3章 神祇祭祀における女性の働き
  一、神座から考える「御巫」の祭祀
  二、大嘗祭の「造酒児」と神宮の「物忌」
  三、大嘗祭における女性の働き
  四、内侍所の女官「内侍」の働き
  五、古代神祇官の「御巫」
第4章 明治神祇行政における女性神職
  一、近代における神祇官の再興
  二、明治神祇官の祭祀復興
  三、近代の「御巫」と「内掌典」
  四、「婦人祠官」の登用をめぐって
終章 近代神職の誕生
  一、近代以前の神職
  二、女性神職にかかわる近代の変革
  三、変革の目的
  四、明治後年の婦人神職任用論