金 賢旭/著 -- 思文閣出版 -- 2008.12 -- 387

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地下書庫 /387/キ/ 116115262 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 翁の生成
タイトルカナ オキナ ノ セイセイ
副書名 渡来文化と中世の神々
著者 金 賢旭 /著  
著者カナ キム ヒョンウク
出版者 思文閣出版
出版年 2008.12
ページ数 10,230,8p
大きさ 22cm
一般件名 民間信仰-歴史 , 渡来人
ISBN13桁 978-4-7842-1411-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 387
内容紹介 中世の翁信仰の生成過程を諸縁起や史料から読みとることで、そこに色濃く反映された韓半島からの渡来文化の姿を見いだす。さらに日本芸能のルーツである翁猿楽の成立についても、韓半島のシャーマニズム文化の影響を指摘する。
著者紹介 1968年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士課程修了。韓国外国語大学・檀国大学非常勤講師。

目次

第一章 古代の翁
  一 塩土老翁
  二 椎根津彦
  三 伝承を語る翁
第二章 住吉信仰圏の翁
  一 住吉明神の示現
  二 翁としての住吉明神
  三 住吉明神と赤山明神
  四 金春禅竹の『明宿集』と住吉明神
第三章 中世の翁
  一 地主神と翁
  二 道祖神と翁
第四章 秦氏集団の信仰と翁の生成
  一 秦氏にかかわる信仰と翁
  二 渡来の翁神
第五章 韓半島の山岳信仰の流入
  一 役小角と韓半島の山岳信仰
  二 新羅の花郎文化と彦山修験
第六章 翁と童子
  一 翁と童子の互換
  二 脱解・処容伝説と秦河勝伝説の近似性
第七章 道教的呪術文化の受容と排除
  一 幻術とそのルーツ
  二 幻術の日本伝来と展開
  三 排除される道教文化