アムネスティ・インターナショナル日本/編著 -- リブリオ出版 -- 2008.12 -- 368.4

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /368/コ/ 120765300 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 子どもの人身売買
タイトルカナ コドモ ノ ジンシン バイバイ
副書名 売られる子どもたち
叢書名 世界の子どもたちは今
著者 アムネスティ・インターナショナル日本 /編著  
著者カナ アムネスティ インターナショナル ニホン シブ
出版者 リブリオ出版
出版年 2008.12
ページ数 125p
大きさ 26cm
一般件名 人身売買 , 児童虐待 , 売春問題 , 年少労働
ISBN13桁 978-4-86057-367-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 368.4
内容紹介 日本に暮らしていると見えにくい子どもの人身売買の現実。なぜこのようなことが起きるのか、そしてわたしたちにできることは何かなどを、豊富な写真と資料で紹介する。

目次

第1章 メコンの彼方に待っていた「未来」
  ラオスに押し寄せる市場化の波/メコン川のほとりの村
  人身売買されて売春宿に/タイに売られる少女たち/監禁と拷問に耐えしのんで
第2章 「子どもの人身売買」概観
  世界が警戒する人身売買/人身売買とは何か/「搾取」の意味と目的
  人身売買の現状/紛争地域での性搾取/なぜ人身売買が起きるのか
  何が問題なのか/国際社会のとりくみ/わたしたちの対応
  《コラム》津波と人身売買
第3章 子どもたちの証言-アジアから
  <ネパール>インドに輸出される少女/年間7,000人の子どもを売買
  <カンボジア>内戦が残した爪跡/エイズ急増と処女信仰
  <フィリピン>米軍兵士や外国人観光客が買春/出稼ぎ労働者の被害と保護
  《コラム》売春宿につぎつぎ転売されて/エイズで亡くなったトムディ
  「きみたちはぼくらの所有物」/中国「一人っ子政策」と人身売買
第4章 子どもたちの証言-コソボ、アフリカから
  <コソボ・セルビア>血で血を洗う内戦/戦争は性的搾取の温床
  <カメルーン>児童の奴隷を供給する国
  <スーダン>現在もつづくダルフール紛争/奴隷制をなくすためのとりくみ
  《コラム》国連軍の兵士や警官を相手に
  むちで打たれながら家事労働/誘拐され奴隷として売られる
第5章 国際社会のとりくみ 藤原幸恵
  はじめに
  <1、子どもの人身売買に関連した国際条約>
  「子どもの権利条約」の概要/「子どもの権利条約」ができるまで
  「子どもの権利条約」選択議定書/「人身売買議定書」
  「最悪の形態の児童労働条約」
  <2、子どもの人身売買に関する世界会議>
  子どものための世界サミット/性的搾取の問題にとりくむ会議
  <3、国際機関と各国政府のとりくみ>
  ユニセフなど国際機関の幅広い活動/アラブ地域初の研究集会
第6章 人身売買と日本のかかわり
  タイ人女性の殺人事件/「逃げたら親も殺すぞ」/日本政府のとりくみ
  アジア観光旅行で児童買春/赤ちゃんの養子斡旋/研修ビザを隠れ蓑に
  《コラム》日本の「人買い」/佐藤春夫と人権感覚の移り変わり
第7章 わたしたちにできること
  人身売買の問題にとりくむ団体/読書案内
  《コラム》子どもたちの値段
解説 アジアの少女売買 長谷川まり子
  30万人の少女を人身売買/7歳で売春宿に売られたジーナ
  暴力とマインドコントロール/売春宿のおかみも被害者
  色白と処女性へのこだわり/手足の麻痺、さらにHIV感染
  チャンヌーのばあい/無知と貧困が原因/NGOによる救出活動
資料1 地図で読む人身売買
資料2 一目でわかる人身売買
主要参考資料