ジョン・トーピー/著 -- 法政大学出版局 -- 2008.12 -- 329.94

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地下書庫 /329.9/ト/ 116110685 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル パスポートの発明
タイトルカナ パスポート ノ ハツメイ
副書名 監視・シティズンシップ・国家
叢書名 サピエンティア
著者 ジョン・トーピー /著, 藤川 隆男 /監訳  
著者カナ トーピー ジョン C.,フジカワ タカオ
出版者 法政大学出版局
出版年 2008.12
ページ数 19,324p
大きさ 20cm
一般件名 旅券-歴史 , 国家-歴史
ISBN13桁 978-4-588-60304-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 329.94
内容紹介 国家が国民の移動手段を合法的かつ独占的に掌握するのに、決定的な役割を果たしたパスポート。その国際的なシステムの確立過程と現代的な意味を問い直す。
著者紹介 1959年生まれ。カリフォルニア大学バークリー校から、社会学の博士号を取得。同大学アーヴァイン校社会学助教授等を経て、ニューヨーク州立大学大学院社会学教授。

目次

序論
第1章 往来
  合法的な移動手段の独占化
  近代国家
  把握する
  絶対主義ヨーロッパにおけるパスポートによる管理の拡大
第2章 「祖国の見張り番」
  アンシャン・レジーム末期のパスポート問題
  国王の逃亡と革命家によるパスポートによる管理の復活
  一七九一年憲法とパスポートによる管理の廃止
  一七九二年初めのパスポートによる管理をめぐる議論
  新しいパスポート法のさらに詳細な検討
  国民公会のもとでのパスポートと移動の自由
  総裁政府のパスポートに対する関心
第3章 アウゲイアースの家畜小屋の大掃除
  農民解放からナポレオン時代の終わりへ
  プロイセンの後進性?
  一九世紀初期ドイツにおける移動の自由と市民権
  ドイツにおけるパスポートによる管理の緩和
  北ドイツ連邦における旅行の解禁
  一八六七年法のより大きな意義
第4章 「甲殻類型国家」に向かって
  アメリカ合衆国におけるパスポートによる管理と国家の発展
  文書の壁
  アメリカ合衆国における移民規制の「国家化」
  主権と従属
  フランスにおける外国人に対する身分証明書の普及
  一九世紀末のドイツにおけるパスポートによる管理の復活
  第一次世界大戦とパスポートによる管理の「一時的な」再導入
  「一時的な」パスポートによる管理の恒久化
  合衆国と移民におけるレッセ・フェールの時代の終焉
第5章 国民国家からポスト国民国家へ?
  大戦間期初期における国際的難民保護体制の出現
  パスポート、身分証明書、ナチスによるユダヤ人迫害
  規制の緩和
結論
  国際パスポート
  国内パスポート
  身分証明証