自分のためだけに生きるのは卑しい
ノーベル賞候補にもなった、戦後を代表する小説家
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三島 由紀夫/述 |
13-24 |
絵なんていうのはねぇ、そりゃ何も描かない白ほどきれいなものはないですからねぇ
金や名声に関心をもたず、“仙人”と呼ばれた画家
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熊谷 守一/述 |
25-36 |
多数というのは、もはや独創でもなんでもない
日本で初めてノーベル賞を受賞した物理学者
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湯川 秀樹/述 |
37-45 |
文章の極意は「過不及なし」
絶妙な語り口から“小説家の小さん”と称された文章の達人
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里見 弴/述 |
47-57 |
野の鳥は野に置けという思想、それが野鳥
日本で初めて野鳥の保護を唱え、「日本野鳥の会」を創設した野鳥研究家
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中西 悟堂/述 |
59-71 |
極限のなかでこそ人間本来のものに戻れる
世界で初めて五大陸の最高峰を制した冒険家
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植村 直己/述 |
73-81 |
自分が救われるまで焼き物を作る
常に陶芸界のリーダーとして活躍してきた名工
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加藤 唐九郎/述 |
83-92 |
季節感のない食べ物を喜んで食べているのは愚の至り
旬の味を大切にし、懐石料理の真髄を伝えた料理人
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辻 嘉一/述 |
93-102 |
贅沢のなかから本当の文化は築かれない
日本再建を託された財界の荒法師
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土光 敏夫/述 |
103-110 |
借りてしか読めない少年たちを励ましてやろう
爆発的な人気を得た元祖キャラクター“のらくろ”の生みの親
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田河 水泡/述 |
111-121 |
大勢の人間の努力はひとりの天才に勝る
テレビの父
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高柳 健次郎/述 |
123-130 |
ひとつひとつの動作を立派にやり、全力を尽くして戦う。そこに土俵の美しさがある
「栃若時代」を作り、スピード満点の近代相撲を完成させた名横綱
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栃錦 清隆/述 |
131-141 |
三百六十五日、朝起きた時が生まれた時。「良い日である、おめでたいのである」と決め込むのだ
禅の神髄をわかりやすい言葉で伝えた名僧
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関 牧翁/述 |
143-154 |
一生、創作ですから
独特の風貌と豪快な見せる将棋でファンを魅了した将棋界の鬼才
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升田 幸三/述 |
155-168 |
パイオニア・ワーク
いくつもの分野で未知の領域を切り開いたフィールド・ワークのパイオニア
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今西 錦司/述 |
169-178 |
書けばいいんだ
酒とユーモアをこよなく愛した日本文学界の巨星
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井伏 鱒二/述 |
179-192 |
土こそ“いのち”の親や
飛鳥時代の木造建築技術を現代に伝える名工
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西岡 常一/述 |
193-205 |
「わたし、あなたが好きです」と言うの
明治・大正・昭和・平成と自由奔放に生き抜いた作家
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宇野 千代/述 |
207-216 |
作曲家は、まずいちばん最初の聴衆じゃなきゃいけない
20世紀を代表する現代音楽の作曲家
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武満 徹/述 |
217-228 |
緊張感がなくなると考えることもなくなってしまう
アラスカの自然環境や動物たちの営み、人々の暮らしを記録した写真家
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星野 道夫/述 |
229-240 |
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ
愛とユーモア溢れる独特の解説で親しまれた映画評論家
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淀川 長治/述 |
241-252 |
かたよらない、こだわらない、とらわれない心
修学旅行生へのユーモラスな説法で親しまれた薬師寺の名物管主
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高田 好胤/述 |
253-262 |
ものも言えない、言わないでいる、働く人たちの言いたいことを言いたい
戦前戦後を通じ働く女性の立場を主張し続けた作家
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佐多 稲子/述 |
263-276 |
旅は道草が楽しい
日本的な美の世界を発掘し続けた“目利き”
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白洲 正子/述 |
277-288 |
心が純粋になれば、自然の声が聞こえてくる
西洋画のもつ写実精神を日本画に取り入れた、日本を代表する画家
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東山 魁夷/述 |
289-298 |
子どものような好奇心をもち続けること
井深大とともにソニーを築き上げた創業者のひとり
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盛田 昭夫/述 |
299-310 |
自己に頼れ、法に頼れ
インド哲学、仏教など東洋思想研究の世界的権威
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中村 元/述 |
311-322 |
無心の姿は美しい
105歳まで現役で活躍した日本を代表する女流画家
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小倉 遊亀/述 |
323-332 |
ええ時もあるし悪い時もある。それで暮らしていくんじゃねぇか
長生きの素晴らしさを教えてくれ、国民的人気者になった双子
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成田 きん/述,蟹江 ぎん/述 |
333-345 |
お客様は神様です
日本人を常に元気づけてきた国民的歌手
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三波 春夫/述 |
347-359 |
死は推理小説のラストのごとくもっとも意外な形でやってくる
忍法小説や明治物シリーズで知られる娯楽小説の第一人者
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山田 風太郎/述 |
361-371 |
生意気なやつは生意気な噺になる。卑しいやつは、卑しい噺になる。全部、噺の上に出てくるんだ
落語界初の人間国宝
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柳家 小さん/述 |
373-381 |
人間の本能の奥に住んでいるものと握手できる美
生活のなかで役立つ“用の美”を追い求めた彫金界の第一人者
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帖佐 美行/述 |
383-392 |
指導するものと受けるものが一体となった時、偉大なパワーが生まれる
日本人初のプロボクシング世界チャンピオン
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白井 義男/述 |
393-408 |
大きい夢をもて、小さい一歩を踏み出せ
日本を代表する地球物理学者であり、科学雑誌『Newton』の初代編集長
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竹内 均/述 |
409-418 |
事実を根底においても、私は「小説」を書いている
徹底した調査と緻密な構成、歴史記録文学の第一人者
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吉村 昭/述 |
419-433 |
演じるとは裸になること
映画テレビで大活躍の個性派女優の代表
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岸田 今日子/述 |
435-448 |
死ぬことほど晴れがましいことはない
地域に根ざした多様な社会発展の重要性を唱えた社会学者
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鶴見 和子/述 |
449-458 |
時代を思い出す最初の扉が、歌であればいいな
人の心に時代をよみがえらせた作詞家
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阿久 悠/述 |
459-471 |