新宅 純二郎/編 -- 日本経済新聞出版社 -- 2008.7 -- 007.35

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地下書庫 /007.3/フ/ 116078155 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル フリーコピーの経済学
タイトルカナ フリー コピー ノ ケイザイガク
副書名 デジタル化とコンテンツビジネスの未来
著者 新宅 純二郎 /編, 柳川 範之 /編  
著者カナ シンタク ジュンジロウ,ヤナガワ ノリユキ
出版者 日本経済新聞出版社
出版年 2008.7
ページ数 8,225p
大きさ 21cm
一般件名 コンテンツビジネス , 著作権
ISBN13桁 978-4-532-13356-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 007.35
内容紹介 コンテンツが簡単にコピー可能となった今日、ビジネスはどこに活路を見出すのか。そして消費者は本当にメリットを受けることができるのか。コンテンツビジネスとユーザーの共栄のあり方を、経済学と経営学の見地から検証する。
著者紹介 1958年生まれ。東京大学大学院経済学研究科准教授。著書に「日本企業の競争戦略」など。

目次

序章 コンテンツ産業の概観
  1.コンテンツ産業とは
  2.コンテンツ産業の規模
  3.分野別動向
第1章 急速に変化するコンテンツ業界
  1.大きく変化する構造
  2.どのような変化なのか-経済学的理解
  3.利用者にとってのフリーコピー
  4.供給者にとってのフリーコピー
第2章 フリーコピー化がコンテンツ産業成長の原動力
  1.映画産業
  2.音楽産業
  3.ゲームソフト産業
第3章 変容する音楽コンテンツ産業
  1.配信のインパクト
  2.音楽コンテンツ産業の再編
  3.今後の音楽産業の展望
  付論1.音楽コンテンツ産業の学術的研究について
  付論2.ケーススタディ-メジャーアーティストの挑戦:プリンスとレディオヘッドの試み
  付論3.新しい視聴スタイル-ケータイで音楽を聴く
第4章 私的コピーは被害を与えているか
  1.コピーの被害:媒体コピー、ファイル共有、動画掲示板
  2.なぜ私的コピーは売上を減らさないのか
  3.コピー費用低下に応じたビジネス
  付論:著作権の現在-保護か緩和か
第5章 オンラインゲームのビジネスモデル
  1.フリーコピー時代のオンラインゲーム市場
  2.オンラインゲームとは
  3.オンラインゲームの収益モデル
  4.オンラインゲームの料金制度
  5.料金制度とユーザー行動
  6.分析結果とインプリケーション
  7.アイテム課金から学ぶこと
  付論1.アイテム課金制度の経済学的分析-二部料金制度とは
  付論2.コンテンツビジネス文献
第6章 コンテンツビジネスの未来
  1.アナログとコンテンツの新しい結びつけ方
  2.アナログで儲ける
  3.ライブを利用する
  4.アナログをつくり出す:コミュニティーが生み出す価値
  5.コピーを困難にする
  6.利用情報を活用する
  付論:ケーススタディ-ポータルサイトのポイント制度の進化