信原 修/著 -- 明石書店 -- 2008.5 -- 121.54

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資料詳細

タイトル 雨森芳洲と玄徳潤
タイトルカナ アメノモリ ホウシュウ ト ゲン トクジュン
副書名 朝鮮通信使に息づく「誠信の交わり」
著者 信原 修 /著  
著者カナ ノブハラ オサム
出版者 明石書店
出版年 2008.5
ページ数 433p
大きさ 22cm
一般件名 朝鮮通信使
ISBN13桁 978-4-7503-2797-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 121.54
内容紹介 18世紀日朝間の人間理解と和解に努め、両国間の文化的・政治的な折衝にも当たった真の国際人、雨森芳洲。その多面的な人物像に、従来の学問の枠を越え文学と歴史学の両岸から迫り、倭学訳官としての活躍の跡を詳しく辿る。
著者紹介 1936年岡山県生まれ。英国エディンバラ大学大学院ディプローマ・コース(一般言語学)修了。同志社女子大学名誉教授。専攻は意味論・語用論。

目次

序章 「誠信堂記」をよむ
  一、芳洲の「誠信堂記」
  二、誠信堂
  三、草梁倭館
  四、堂記文にみる草梁庁舎(草梁公廨)の修築
  五、玄徳潤という人物
  六、「誠信」ということ
第一部 雨森芳洲
第1章 芳洲の晩境とその外的情況
  一、芳洲の死
  二、芳洲の晩年
  三、芳洲の裁判使行前後
  四、芳洲書簡にみる当時の実情
  五、芳洲の子息(1)
  六、芳洲の子息(2)
第2章 芳洲と朝鮮通信使
  1 正徳辛卯信使(一七一一)
  一、正徳辛卯信使来日前後の時代背景
  二、正徳辛卯信使に伴う人間模様
  三、詩文唱酬にみる人間的交わり
  2 享保己亥信使(一七一九)
  一、鄭幕裨録『東槎録』の体裁と著者・鄭後僑について
  二、一八世紀初頭の時代背景
  三、懐疑の中の交隣
  四、鄭後僑の人物像
第3章 芳洲の僧形と還俗
  一、少年期の芳洲
  二、僧形から還俗へ
  三、芳洲の三教(儒・仏・老)観
  四、芳洲の禅仏教理解と晩年の境地
  五、仏教への関心と傾斜
第二部 玄徳潤
第1章 南楊州市郊外の玄徳潤の墓碣碑銘をよむ
  一、玄徳潤の墓碣碑の所在
  二、玄徳潤の墓碣碑銘
  三、碑文に係る史実と関連事項
第2章 玄徳潤の閲歴
  一、玄徳潤の閲歴とその関連事項
  二、史料「誠信堂記」
第3章 川寧玄氏倭学訳官の系譜
  一、朝鮮通信使と川寧玄氏
  二、『譯科榜目』にみる川寧玄氏の倭学登科者たち
  三、渡海訳官使と川寧玄氏
  四、渡海訳官使の実態
付篇 金【キュウ】『扶桑録』
  解説/金【キュウ】『扶桑録』をめぐって
  釈文/金【キュウ】録 扶桑録