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中沢 新一/著 -- 筑摩書房 -- 2008.5 -- 380.1

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /380/ナ/ 120755368 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 古代から来た未来人折口信夫
タイトルカナ コダイ カラ キタ ミライジン オリクチ シノブ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 中沢 新一 /著  
著者カナ ナカザワ シンイチ
出版者 筑摩書房
出版年 2008.5
ページ数 143p
大きさ 18cm
ISBN13桁 978-4-480-68784-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 380.1
内容紹介 古代を実感することを通して、日本人の心の奥底を開示した稀有な思想家折口信夫。若い頃から折口の文章を読み続け考え続けてきた著者が、その未来的な思想のエッセンスを鮮やかに描き出す。
著者紹介 1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。思想家・人類学者。多摩美術大学芸術学部教授、芸術人類学研究所所長。著書に「三位一体モデル」「ミクロコスモス」など。

目次

序文 奇跡のような学問
第一章 「古代人」の心を知る
  「いま」を生きられない人/「古代」の広がりと深さ/文字の奥を見通す眼/姿を変化する「タマ」/精霊ふゆる「ふゆ」/文学も宗教も突き抜けた思考
第二章 「まれびと」の発見
  折口と柳田-「神」をめぐる視点/「まれびと」論の原点/「南洋」へのノスタルジー/「あの世=生命の根源」への憧れ
第三章 芸能史という宝物庫
  芸能史を再構成した二人/芸能者への奇妙な共感/苛酷な旅からつかんだもの/芸能とは「不穏」なものである/不穏だからこそ「芸能」を愛す
<コラム>大阪人折口信夫
第四章 未来で待つ人
  とびきりの新しさ/死霊は踊る/「あの世」への扉が開かれるとき/高野山と二上山とを結ぶ線/「日本」を超え「人類」を見る眼
第五章 大いなる転回
  キリスト教との対話/未成立の宗教/「神道の宗教化」という主題/超宗教としての神道へ
第六章 心の未来のための設計図
  神道の新しい方向/ムスビの神/三位一体の構造/折口のヴィジョン
あとがき
折口信夫 略年譜