篠崎 尚夫/著 -- 日本経済評論社 -- 2008.4 -- 331.21

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地域資料 L/330/シ/ 116060641 成人地域 持禁 iLisvirtual
地下書庫 /331.2/シ/ 116665290 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 東畑精一の経済思想
タイトルカナ トウハタ セイイチ ノ ケイザイ シソウ
副書名 協同組合、企業者、そして地域
著者 篠崎 尚夫 /著  
著者カナ シノザキ タカオ
出版者 日本経済評論社
出版年 2008.4
ページ数 6,314p
大きさ 22cm
一般件名 経済学-歴史
ISBN13桁 978-4-8188-1983-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 331.21
内容紹介 戦後日本の農業近代化と農村問題に貢献し、政府関連の要職を歴任した東畑精一。戦前からの「柳田・シュンペーター受容」が彼の内面にいかなる影響を与えたのか、どういった学問・思想上の関連性をもっていたのかを考察する。
著者紹介 1958年生まれ。立教大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。金沢星稜大学経済学部准教授。

目次

緒-課題
第1章 東畑の「初期論文」考
  はじめに
  一 柳田国男『時代ト農政』
  二 東畑「産業組合と農業政策」考
  三 米・独留学前後における東畑の連続性
  四 第一次世界大戦後における産業組合の動向と農業経済学会の誕生
  おわりに
第2章 昭和二年金融恐慌と信用組合
  はじめに
  一 信用組合の対応
  二 大蔵官僚の信用組合批判
  三 金融恐慌以降の信用組合
  おわりに
第3章 「産業組合主義=協同組合主義」と東畑
  はじめに
  一 『協同組合と農業問題』の構成
  二 『協同組合と農業問題』における東畑の問題意識
  三 東畑と那須の「協同組合」観におけるズレ
  おわりに
第4章 産業組合拡充五カ年計画と東畑
  はじめに
  一 産業組合拡充五カ年計画
  二 東畑の反産運動分析
  三 東畑の「産業組合の自主性に就て」
  おわりに
第5章 東畑「企業者論」の検討
  はじめに
  一 『展開過程』の一般的評価
  二 『経済発展の理論』にみるシュンペーターの「企業者」
  三 『展開過程』にみる東畑の「企業者」
  四 東畑的「企業者」の意味
  おわりに
第6章 東畑の戦後「思想」Ⅰ
  はじめに
  一 「東畑農相騒動」の経緯
  二 「日本農政の岐路」
  三 「高橋さんの瞳」
  おわりに
第7章 東畑の戦後「思想」Ⅱ
  はじめに
  一 農業基本法制定の気運と東畑調査会の発足
  二 東畑調査会の答申
  三 「農政学者としての柳田国男」
  四 東畑の農地改革観
  おわりに
第8章 「地域」の観
  はじめに
  一 地域主義研究集談会
  二 郷土会
  三 地域観
  おわりに
補論 『キューポラのある街』再考
  はじめに
  一 『キューポラのある街』のその後
  二 川口における生産性向上運動と労使問題協議会
  三 川口市労使問題協議会の具体的成果
  おわりに
結びにかえて