野林 健/著 -- 有斐閣 -- 2007.10 -- 319

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /319/コ/ 115978504 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 国際政治経済学・入門
タイトルカナ コクサイ セイジ ケイザイガク ニュウモン
叢書名 有斐閣アルマ
著者 野林 健 /著, 大芝 亮 /著, 納家 政嗣 /著, 山田 敦 /著, 長尾 悟 /著  
著者カナ ノバヤシ タケシ,オオシバ リョウ,ナヤ マサツグ,ヤマダ アツシ,ナガオ サトル
出版者 有斐閣
出版年 2007.10
ページ数 18,351p
大きさ 19cm
一般件名 国際政治 , 国際経済
ISBN13桁 978-4-641-12333-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 319
内容紹介 国際政治と国際経済の相互作用に着目し、現代の国際社会が抱えるさまざまな問題を「理論と歴史」「事例分析」「展望」という3部構成でわかりやすく説明。新しく「金融グローバル化」「移民」についての章を設けた第3版。
著者紹介 1945年生まれ。一橋大学大学院法学研究科教授。著書に「管理貿易の政治経済学」など。

目次

序章 「経済」の論理と「政治」の論理
  1 国際政治経済学の成立と展開
  2 「経済」の論理,「市場」の論理
  3 経済グローバル化の推進力
  4 「政治」の論理,「国家」の論理
  5 グローバリゼーション対応型国家
第1章 国際政治経済の見方
  1 リアリズムの見方
  2 リベラリズムの見方
  3 マルキシズムの見方
  4 コンストラクティヴィズム
  5 理論の鳥瞰図
第2章 力の構造と国際経済体制
  1 国際政治経済体制とは何か
  2 金本位制と国内経済/国際関係
  3 「大不況」と国家の役割
  4 ブロック経済と世界戦争
  5 アメリカの台頭と管理型国際経済体制の形成
第3章 冷戦とブレトンウッズ体制
  1 「冷戦」開始とブレトンウッズ体制の再編
  2 新国際政治経済体制と主要国の国内経済運営
  3 東西対立と西側経済体制の発展
  4 発展期ブレトンウッズ体制の特徴
  5 ブレトンウッズ体制と植民地独立/開発問題
  6 アメリカの「衰退」と金・ドル本位制
第4章 安全保障と経済
  1 経済安全保障とは何か
  2 経済の「力の資源」としての利用
  3 国際社会による経済制裁
  4 国家の自立・発展への脅威
  5 システム保全としての国際経済安全保障
第5章 保護貿易をめぐる政治と経済
  1 自由貿易体制とは何か
  2 経済の「転換能力」と貿易摩擦
  3 国際競争力の低下と貿易摩擦
  4 政治化の構図
第6章 金融グローバル化の構図
  1 経済のグローバル化と金融資本
  2 金融グローバル化を測定する
  3 金融グローバル化の制度と規範
  4 通貨危機の政治経済学
  5 通貨取引の規制は可能か
第7章 科学技術と現代国際関係
  1 科学技術の国際政治経済学
  2 テクノ・ナショナリズムとテクノ・グローバリズム
  3 情報技術(IT)と現代国際関係
  4 インターネットと現代国際関係
  5 バイオテクノロジーと現代国際関係
  6 知的財産権の国際政治経済学
第8章 移民をめぐる政治と経済
  1 ヒトの移動のグローバル化
  2 ヒトはなぜ国境を越えるのか
  3 移民大国の苦悩
  4 迫られる「開国」
  5 ハイテク移民
第9章 経済発展と人権,民主化
  1 新興独立国と戦後国際政治の動向
  2 国連と世界銀行
  3 権威主義体制と累積債務問題
  4 冷戦後の争点
  5 グローバル化と開発援助
  6 人間の安全保障と復興支援
第10章 地球環境をめぐる政治経済
  1 国際政治の争点としての地球環境問題
  2 地球環境破壊はなぜ起こり,なぜ解決困難か
  3 地球環境レジームの形成
  4 地球環境ガヴァナンスの模索
第11章 グローバル・レベルの国際秩序の模索
  1 グローバル・レベルの秩序形成の時代環境
  2 通貨金融秩序の現状
  3 貿易秩序の現状
  4 現在の国際政治経済秩序への批判
  5 新しい国際政治経済秩序の模索
第12章 リージョナル・レベルの国際秩序の模索
  1 世界の地域統合体,地域協力機構
  2 ヨーロッパの地域的枠組み
  3 アジア・太平洋の地域的枠組み
  4 アメリカの地域的枠組み
  5 地域間枠組み
第13章 ナショナル・レベルからの国際秩序の模索
  1 なぜいまFTA/EPAが増加しているのか
  2 アメリカの積極的なFTA/EPA政策
  3 日本の出遅れたFTA/EPA政策
  4 中国,ASEANなど主要国のFTA/EPA政策
  5 日米FTA/EPAの可能性
終章 国際政治経済学の未来像
  1 インターナショナルからグローバルへ
  2 「グローバル」を問い直す
  3 「グローカル」に見る眼
  4 「ナショナル」を問い直す
  5 「反グローバル化」にどう応えるか
  6 「人間の顔をしたグローバル化」をめざして