松本 忠夫/共編 -- 培風館 -- 2007.9 -- 481.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /481.7/セ/ 115978090 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 生態と環境
タイトルカナ セイタイ ト カンキョウ
叢書名 シリーズ21世紀の動物科学
著者 松本 忠夫 /共編, 長谷川 眞理子 /共編  
著者カナ マツモト タダオ,ハセガワ マリコ
出版者 培風館
出版年 2007.9
ページ数 5,249p
大きさ 22cm
一般件名 動物生態学
ISBN13桁 978-4-563-08291-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 481.7
内容紹介 日本動物学会が総力を結集して編纂した記念碑的総説集。11巻では、渡り鳥、鱗食魚、昆虫内部共生微生物、社会性昆虫、腹足類など陸・海・空に生きる動物たちの興味深いふるまいから、彼らの生存戦略を紹介する。

目次

序章 フィールドと,ラボで,そして国境を越えて
1章 鳥の渡りの謎を解く-衛星追跡からわかったこと
  1-1 はじめに
  1-2 鳥はなぜ渡るのか
  1-3 いろいろな疑問
  1-4 衛星追跡のしくみと方法
  1-5 鳥の渡りとはどんなものか
  1-6 なぜ迂回するのか
  1-7 経時移動様式と中継地
  1-8 季節によって渡る経路などは違うのか
  1-9 渡りの経路は年によって違うのか
2章 タンガニイカ湖の魚類群集と左右性の動態
  2-1 はじめに
  2-2 タンガニイカ湖と魚類群集の調査
  2-3 種間関係
  2-4 魚類の左右性
  2-5 おわりに-複雑な群集の安定性
3章 昆虫と微生物の内部共生-宿主の生理,生態,生殖,進化における重要性とは?
  3-1 はじめに
  3-2 生物の多様性と進化
  3-3 生物多様性における昆虫と微生物の位置づけ
  3-4 生物進化の論理と機構
  3-5 内部共生とは
  3-6 昆虫の生存に必須な共生微生物
  3-7 昆虫の環境適応にかかわる共生微生物
  3-8 昆虫の生殖を利己的に操作する共生微生物
  3-9 内部共生とゲノム進化
4章 環境要因による節足動物の表現型改変機構-動物における生態発生学とソシオゲノミクスの課題
  4-1 はじめに-生態・環境と動物学
  4-2 生態発生学(eco‐devo)の黎明
  4-3 アブラムシの生活史多型
  4-4 ミジンコに見られる表現型多型
  4-5 シロアリの社会行動における分業とカースト分化
  4-6 アリ類(膜翅目)のカースト分化
  4-7 まとめと展望
5章 カタツムリの左右-鏡像進化のパターンとメカニズム
  5-1 はじめに
  5-2 動物の左右
  5-3 鏡像進化
  5-4 一次左右性と二次左右性
  5-5 動物界の反鏡像ルール
  5-6 巻貝の一次左右性-らせん卵割
  5-7 巻貝の二次左右性-巻き方向
  5-8 一次左右極性の決定システム
  5-9 巻貝の反鏡像ルール