浅島 誠/共編 -- 培風館 -- 2007.9 -- 481.2

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /481.2/ハ/ 115979619 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 発生
タイトルカナ ハッセイ
叢書名 シリーズ21世紀の動物科学
著者 浅島 誠 /共編, 武田 洋幸 /共編  
著者カナ アサシマ マコト,タケダ ヒロユキ
出版者 培風館
出版年 2007.9
ページ数 5,240p
大きさ 22cm
一般件名 発生学
ISBN13桁 978-4-563-08285-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 481.2
内容紹介 ゲノム科学の手法を取り入れ、発生現象の裏にひそむ遺伝子ネットワークの解明を目指す現代発生学の最新の研究成果を詳解。細胞分裂、胚誘導、器官形成の最前線の紹介から両生類の変態まで、進展著しい発生学の現在を概説する。

目次

序章 現代の発生学
  1 実験発生学と発生遺伝学
  2 発生に用いられる遺伝子群
  3 本書の構成
1章 細胞質分裂:細胞分裂における収縮環の形成
  1-1 はじめに
  1-2 動物細胞は分裂溝の形成と進行によって分裂する
  1-3 細胞質分裂はアクチンとミオシンによる収縮によって起こる
  1-4 収縮環の形成・構造とその収縮
  1-5 分裂シグナルの伝達
  1-6 おわりに
2章 形態形成と形づくり
  2-1 はじめに
  2-2 初期発生におけるパターン形成
  2-3 誘導
  2-4 誘導におけるシグナル伝達と遺伝子発現
  2-5 器官形成における誘導
  2-6 未分化細胞を用いた生体外での器官形成・形態形成の再現系
  2-7 形態形成の数理モデル化による理解
  2-8 おわりに
3章 小型魚類をモテルとした発生遺伝学の展開-初期体軸形成と分節性の確立を中心に
  3-1 はじめに
  3-2 発生遺伝学とは
  3-3 ゼブラフィッシュのモデル系の特徴
  3-4 ゼブラフィッシュの正常発生
  3-5 大規模な突然変異体のスクリーニングと原因遺伝子のクローニング
  3-6 メダカの有用性
  3-7 小型魚類のゲノム解析
  3-8 トランスポゾンを用いた遺伝子導入とその応用
  3-9 変異体が語る初期発生の遺伝子カスケード(1):背腹軸の決定と中・内胚葉の誘導
4章 胚葉分化と器官形成
  4-1 はじめに
  4-2 器官は複数の胚葉由来の組織から成り立っている
  4-3 胚葉の発見
  4-4 胚葉はいつ,どこからできるのか?
  4-5 神経誘導とその分子機序
  4-6 中胚葉誘導因子の同定とニューコープセンターの分化
  4-7 内胚葉分化に必要な因子
  4-8 胚葉形成のまとめ
  4-9 器官形成と組織間相互作用と再生医療-なぜ再生臓器がつくれないのか?
5章 四肢のパターン形成
  5-1 はじめに
  5-2 四肢発生におけるパターン形成
  5-3 四肢再生におけるパターン形成
6章 両生類の変態
  6-1 はじめに
  6-2 四足類の皮膚構造の比較
  6-3 両生類後期胚から成体までの皮膚の変化
  6-4 両生類幼生の真皮の発達
  6-5 両生類表皮細胞の性質とその分子マーカー
  6-6 両生類成体表皮の性質
  6-7 尾域表皮の変態
  6-8 皮膚変態中心
  6-9 皮膚変態中心の間充織による幼生表皮の前成体化
終章
  1 発生の普遍性
  2 ゲノム科学と発生学