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    中岡稲多郎
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岡 良隆/共編 -- 培風館 -- 2007.7 -- 481.78

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /481.7/コ/ 115957680 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 行動とコミュニケーション
タイトルカナ コウドウ ト コミュニケーション
叢書名 シリーズ21世紀の動物科学
著者 岡 良隆 /共編, 蟻川 謙太郎 /共編  
著者カナ オカ ヨシタカ,アリカワ ケンタロウ
出版者 培風館
出版年 2007.7
ページ数 5,236p
大きさ 22cm
一般件名 コミュニケーション(動物)
ISBN13桁 978-4-563-08288-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 481.78
内容紹介 日本動物学会が総力を結集して編纂した記念碑的総説集。8巻では、動物による多様な行動とコミュニケーションに焦点を当て、それを支える神経系の働きから理解を試みる。

目次

序章 行動とコミュニケーションの多様性
  1 コミュニケーションと神経系の関係
  2 ニューロエソロジーと神経回路の“はたらき”の理解
  3 本書の内容について
  4 生物科学研究における“セレンディピティー”
1章 ミツバチの社会性行動を規定する分子的基盤
  1-1 はじめに
  1-2 ミツバチの特徴的な行動形質
  1-3 ミツバチの脳の構造
  1-4 ミツバチの社会性行動の謎をどのように解くか?
  1-5 キノコ体選択的に発現する遺伝子
  1-6 ミツバチの社会性行動の違いにより脳での発現量が異なる遺伝子の解析
  1-7 ミツバチの脳機能の解析のための実験系の開発
  1-8 ミツバチの役割に応じた生理状態の変化とその可塑性
  1-9 おわりに
2章 昆虫の微小脳による環境情報処理と行動発現
  2-1 はじめに
  2-2 昆虫の神経系と行動
  2-3 昆虫の匂い源探索行動
  2-4 昆虫の嗅覚受容器
  2-5 昆虫の嗅覚系の構造
  2-6 一般臭の触覚菓における情報処理
  2-7 匂い源定位の神経機構
  2-8 内部環境の変化や経験による匂い源定位行動の閾値調節
  2-9 おわりに
3章 昆虫の見る世界
  3-1 はじめに
  3-2 視力
  3-3 形態視
  3-4 色覚
  3-5 偏光感覚
  3-6 おわりに
4章 弱電気魚の混信回避行動:神経機構とその進化
  4-1 はじめに
  4-2 ジムナルカスの混信回避行動
  4-3 混信回避行動に利用される刺激要素
  4-4 混信回避行動の神経メカニズム
  4-5 電場の方向によるあいまいさ
  4-6 神経回路の複雑さの起源
  4-7 独立進化した2系統の電気魚における混信回避行動
  4-8 おわりに
5章 小鳥の歌と四つの質問
  5-1 はじめに
  5-2 鳥の歌の発達
  5-3 鳥の歌のしくみ
  5-4 鳥の歌の機能
  5-5 鳥の歌の進化
  5-6 統合的研究1:遺伝子発現を指標とした歌の機能・構造・進化の研究
  5-7 統合的研究2:ジュウシマツにおける歌の複雑さ
  5-8 おわりに
6章 脊椎動物のフェロモンによるコミュニケーション
  6-1 はじめに
  6-2 脊椎動物のフェロモン
  6-3 哺乳類のフェロモンによるコミュニケーション
  6-4 鳥類の嗅覚(フェロモン)コミュニケーション
  6-5 爬虫類のフェロモンによるコミュニケーション
  6-6 両生類のフェロモンによるコミュニケーション
  6-7 魚類のフェロモンによるコミュニケーション
  6-8 おわりに
7章 環境に適応した行動を発現させる脊椎動物神経系・内分泌系のしくみ
  7-1 はじめに
  7-2 これまでの研究の背景
  7-3 ホルモンと行動
  7-4 ペプチドホルモン産生ニューロンの神経生物学
  7-5 GnRHニューロンの多様性とその機能
  7-6 視床下部-脳下垂体-生殖腺軸における視床下部GnRHニューロンの役割
  7-7 視床下部外GnRHニューロン系としての中脳GnRH系
  7-8 終神経GnRH系
  7-9 GnRH系への入力をつかさどるメタスチン神経系の発見
終章 何をどう研究するか