阿形 清和/共編 -- 培風館 -- 2007.7 -- 481.37

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地下書庫 /481.3/シ/ 115959702 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 神経系の多様性:その起源と進化
タイトルカナ シンケイケイ ノ タヨウセイ ソノ キゲン ト シンカ
叢書名 シリーズ21世紀の動物科学
著者 阿形 清和 /共編, 小泉 修 /共編  
著者カナ アガタ キヨカズ,コイズミ オサム
出版者 培風館
出版年 2007.7
ページ数 5,248p
大きさ 22cm
一般件名 神経 , 進化論
ISBN13桁 978-4-563-08287-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 481.37
内容紹介 日本動物学会が総力を結集して編纂した記念碑的総説集。7巻では、無脊椎・脊椎を問わず多様な動物を比較し、多様な神経系がどのような進化の道筋を経て生まれたのかという全体像を明らかにする。

目次

序章 神経系の壮大な歴史
  1 神経系進化上の三つのエポックメイキングなできごと
  2 進化の連続性
  3 腹側神経系と背側神経系
  4 本書の構成
  5 神経系の理解に向けて
1章 神経細胞の出現:散在神経系
  1-1 はじめに
  1-2 刺胞動物門とヒドラ
  1-3 ヒドラの散在神経系
  1-4 ヒドラのペプチドプロジェクト
  1-5 散在神経系の構造
  1-6 散在神経系の機能
  1-7 散在神経系の形成(発生神経生物学)
  1-8 神経環:中枢神経系の起源か?
  1-9 散在神経系からみえてくる神経系の起源と進化
2章 脳の始まりと複雑化を考察する:細胞からみた脳の進化
  2-1 はじめに
  2-2 プラナリアの脳の構造
  2-3 プラナリアの脳のドメイン構造を規定する遺伝子群
  2-4 プラナリアの脳で発現している遺伝子の網羅的な解析
  2-5 プラナリアの脳をつくる遺伝子プログラムの解読
  2-6 プラナリアの脳からみた脳の進化
  2-7 相同の可能性を探る
  2-8 神経幹細胞を鍵とした場合の新しい脳の進化像
  2-9 まとめ
3章 神経節体制から軟体動物巨大脳への変遷
  3-1 はじめに
  3-2 冠輪動物における神経系プランの基本構造
  3-3 細胞タイプとネットワーク構造の進化
  3-4 神経系の発生機構
  3-5 脳の収斂進化:脊椎動物と頭足類の巨大脳における類似システム
4章 昆虫の微小脳:脳進化の一つの頂点
  4-1 はじめに
  4-2 昆虫の進化と微小脳
  4-3 微小脳の初期発生と基本構造
  4-4 微小脳のニューロン列伝
  4-5 微小脳の基本配線様式
  4-6 微小脳の特徴
5章 背側神経管の出現
  5-1 はじめに
  5-2 背側神経管についての概略
  5-3 背側神経管の進化的起源
  5-4 ホヤ胚発生における中枢神経系の形成メカニズム
  5-5 パターニング遺伝子の発現比較からみたホヤと脊椎動物の背側神経管のつながり
  5-6 ホヤに近縁な動物の中枢神経系と遺伝子発現
  5-7 おわりに
6章 脊椎動物の脳のはじまりと進化
  6-1 はじめに
  6-2 脊椎動物の脳とは
  6-3 脊椎動物の脳の起源
  6-4 脊椎動物の脳の多様化
  6-5 神経回路の進化
  6-6 まとめ:脊椎動物の脳の進化
7章 自律機能の比較生理学:心臓循環系とその神経および液性支配
  7-1 はじめに
  7-2 自律神経系
  7-3 体液と海水
  7-4 心臓循環系
  7-5 脊椎動物の心臓循環系とその制御
  7-6 軟体動物の心臓循環系とその制御
  7-7 節足動物の心臓循環系
  7-8 おわりに
終章 21世紀の動物神経・脳科学をめざして