石原 千秋/著 -- 筑摩書房 -- 2007.7 -- 019

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /019/イ/ 120740576 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 未来形の読書術
タイトルカナ ミライケイ ノ ドクショジュツ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 石原 千秋 /著  
著者カナ イシハラ チアキ
出版者 筑摩書房
出版年 2007.7
ページ数 159p
大きさ 18cm
一般件名 読書
ISBN13桁 978-4-480-68764-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 019
内容紹介 私たちは、なぜ本を読むのだろう。「読めばわかる」というレベルを超えて、世界の果てまで「自分」を追いかけていくめまいがしそうな試みこそ、読書の楽しみだ…。「自分探し」を超えた刺激的な読書法を紹介する。
著者紹介 1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。著書に「漱石と三人の読者」など。

目次

まえがき-いま、どこにいるのか
第一章 本を読む前にわかること
  本は自分を映す鏡だ
  未来形の自分を求めて
  過去形の読書もある
  すべてのゴミはなくせる!
  言葉の外に世界はあるのだろうか
  自分はどこにいるのか
第二章 小説とはどういうものか
  『電車男』は文学か
  物語の四つの型
  何を期待して読むのか
  小説の言葉はどのように働くのか
  小説の読者の特別な位置
  なぜ、小説は人を癒すのか
第三章 読者はどういう仕事をするのか
  小説は穴ぼこだらけ
  作家は隠すことで読者から小説を守る
  文学テクストの内部にいる読者
  「内包された読者」の仕事
  自由に読めるのだろうか
  読者が自分を否定すること
  あなたのカードは何点か
第四章 「正しさ」は変わることがある
  評論を面白く読むコツ
  論理は一つではない
  いつから「地球にやさしく」なったのか
  一つから複数へ
あとがき-装う本
「読者の仕事」を深めるための読書案内
本文中に引用・参照した文献