茂木 健一郎/著 -- 筑摩書房 -- 2007.5 -- 760

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /760/モ/ 120737267 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 音楽を「考える」
タイトルカナ オンガク オ カンガエル
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 茂木 健一郎 /著, 江村 哲二 /著  
著者カナ モギ ケンイチロウ,エムラ テツジ
出版者 筑摩書房
出版年 2007.5
ページ数 191p
大きさ 18cm
一般件名 音楽
ISBN13桁 978-4-480-68760-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 760
内容紹介 私たちはなぜ音楽を「聴く」のか? オーケストラが奏でる圧倒的な美しさの背景には、「生きる」という通奏低音が響いていた。脳科学者と作曲家が出会い、音楽の「美しさ」というミステリーを語り尽くす。
著者紹介 1962年東京都生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。

目次

まえがき-「聴く」ということ 江村哲二
<第1楽章>音楽を「聴く」
  世界には掛け値なしの芸術作品が存在している
  モーツァルトが抱えていた「闇」は創造の本質を物語る
  世にも美しい音楽と数学の関係
  「耳を澄ます」という芸術がある
  自分のなかにある音を聴く《4分33秒》という思想
  創造するとは、自分自身を切り刻むということ
  「聴く」ことが脳に及ぼす影響とは?
<第2楽章>音楽を「知る」
  西洋音楽を考える基本要素-楽譜中心主義
  日本人としてのオリジナリティ
  「頭の中で鳴る音楽」は自分だけのものか?
  「作曲は自分の音を聴くこと」-ジョン・ケージの問題提起
<第3楽章>音楽に「出会う」
  芸術とポピュリズムの狭間で
  現代音楽入門-無調・12音技法はなぜ生まれたか?
  クラシックは「ブーム」たり得るか?
  世にも不思議な「一回性」という麻薬
  名演が生まれるとき、「迷演」となる?!
  米国産「ミュージカル」は好きですか?
  クラシック音楽の台所事情
<第4楽章>音楽を「考える」
  クラシックは日本に浸透するか?「一%」の高い壁
  「お子様向けクラシック」を排除しよう!
  クラシック音楽の多メディア的展開
  「美しさ」の感知は、最初のインプットが肝心
  美や真理は批評なくしては生まれない
  日本にも辛口批評と野蛮人精神を!
  音楽の密度と思考の密度はイコールである
  人生の転機はホメオスタシスの一部である
  そして、生命哲学の問いが、音楽と結びつく
あとがき-音楽の精神からの「誕生」 茂木健一郎
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