山本 直美/著 -- 明石書店 -- 2007.2 -- 369.28

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /369.2/ヤ/ 115850414 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 「居場所のない人びと」の共同体の民族誌
タイトルカナ イバショ ノ ナイ ヒトビト ノ キョウドウタイ ノ ミンゾクシ
副書名 障害者・外国人の織りなす対抗文化
著者 山本 直美 /著  
著者カナ ヤマモト ナオミ
出版者 明石書店
出版年 2007.2
ページ数 271p
大きさ 22cm
一般件名 精神障害者福祉 , 社会福祉施設
ISBN13桁 978-4-7503-2505-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.28
内容紹介 精神障害者福祉施設「ユリノキ村」の創設から現在に至る20余年間の実践を紹介。外国人・障害者などの多様な人びとの接触場面において、いかなるかたちで共同性が成立してきたかを明らかにする。
著者紹介 1967年愛媛県生まれ。お茶の水女子大学大学院博士課程修了。博士(人文科学)。専修大学、放送大学非常勤講師。関東学院大学キリスト教と文化研究所客員研究員。文化人類学、社会学専攻。

目次

序章 「私はゴミではない」という叫びから
第1章 ユリノキ村の創設から現在まで
  第1節 創設と草創期(1960~1970年代)
  第2節 社会的承認期(1980年代)
  第3節 組織再編期(1990年代~現在)
第2章 外部の目と内部の目
  第1節 ボランティアの属性
  第2節 仕事における能力・規律の重視
  第3節 ボランティアの不満と共感
第3章 対立し合う「自分なりの規範」
  第1節 緒方師による集団規範の失効
  第2節 <メンバー>による「自分なりの規範」の保持
  第3節 相互に対立する「自分なりの規範」
第4章 通じない「常識」
  第1節 <グループホームの人>による「常識」の「逸脱」
  第2節 成員間の突き放しと共感
第5章 組織における統制とユリノキ村
  第1節 ゴッフマンのTotal Institution論
  第2節 Total Institutionにおける集団規範と被収容者の反応
  第3節 ユリノキ村における集団規範の失効と成員の反応
第6章 コミューンにおけるエゴイズム調整とユリノキ村
  第1節 コミューンと呼ばれた集団
  第2節 山岸会とユリノキ村の対比
  第3節 心境とユリノキ村の対比
第7章 新たなコミューンの可能性
  第1節 現代社会論にみられるコミューンの理想化
  第2節 管理社会への対抗文化としてのユリノキ村
終章