下岡 友加/著 -- 笠間書院 -- 2007.2 -- 910.268

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資料詳細

タイトル 志賀直哉の方法
タイトルカナ シガ ナオヤ ノ ホウホウ
著者 下岡 友加 /著  
著者カナ シモオカ ユカ
出版者 笠間書院
出版年 2007.2
ページ数 7,274p
大きさ 20cm
ISBN13桁 978-4-305-70342-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 小説の神様・志賀直哉の作品たちは、いかなる方法に支えられてきたか。その表現の具体的様相を、草稿・未定稿の検討を含め、従来にない緻密な作品分析に基づきつまびらかにする評論集。
著者紹介 1972年広島県生まれ。広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。銘伝大学(台湾)専任助理教授、広島県立三原高等学校教諭等を経て、国立台湾大学文学院語学センター在学中。

目次

第一部 短編小説の表現
  第一章 「城の崎にて」-導かれる心境、導くための情景-
  第二章 「灰色の月」-直哉のリアリズム、その実相-
第二部 <和解三部作>の方法
  第一章 「大津順吉」-<私>が<私>を語る方法-
  第二章 「和解」-より劇的な<和解>の生成へ-
  第三章 「或る男、其姉の死」-「事実と作り事との混合」という方法-
第三部 「暗夜行路」の方法
  はじめに「暗夜行路」の評価について
  第一章 登場人物にみる作品構造
  第二章 自我との相剋、時任謙作の闘いが意味するもの
  第三章 二つの「女の過失」設定、その必然性
第四部 志賀文学の基底
  第一章 「モデルの不服」にみる小説観-「暗夜行路草稿20」の問題-
  第二章 小説の人称-「自分」・「私」・「彼」のあいだ-