太田 素子/著 -- 藤原書店 -- 2007.2 -- 385.2

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地下書庫 /385.2/オ/ 115846990 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 子宝と子返し
タイトルカナ コダカラ ト コガエシ
副書名 近世農村の家族生活と子育て
著者 太田 素子 /著  
著者カナ オオタ モトコ
出版者 藤原書店
出版年 2007.2
ページ数 2,445p
大きさ 20cm
一般件名 産育習俗 , 育児-歴史 , 農村-日本
ISBN13桁 978-4-89434-561-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 385.2
内容紹介 近世農村の家族にあった、子どもへの強い情愛と、丁寧な子育て。嬰児殺し、捨子といった子育ての困難、悲しみを直視しつつ、日記などの生活記録を丹念に分析し、その豊かな人間形成力を読み取る。
著者紹介 1948年生まれ。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。埼玉県立大学保健医療福祉学部教授。著書に「江戸の親子」など。

目次

序章 「家と村の人間形成」への問い
第一章 近世前期、奥会津農村の家族生活と子育て
第二章 幕末期、播州農村の家族生活と子育て
  第一節 『高関堂日記』における家の継承と子ども
  第二節 宗門人別改帳にみる家族
  <小括>奥会津・播州の日記を比較して
第三章 養育事業の展開と奥会津農村の子育て
  第一節 産子養育料を受給する家族
  第二節 子育てをめぐる家と共同体
第四章 教諭活動と習俗の相剋
  <小括>子どもへの愛着と子返しの習俗
第五章 捨子養育と貰子
第六章 生育儀礼の諸類型と子ども期の概念
  第一節 近世社会における生育儀礼
  第二節 祝儀簿にみる農村社会の生育儀礼
  第三節 宮負家の『祝儀簿』にみる子ども
  第四節 東播磨の生育儀礼
第七章 幕末、民間伝承と親子関係
  第一節 幕末、東総の風俗荒廃
  第二節 民間伝承と説話文学にみる出産と子育て
終章 近世農村の子育て文化からのメッセージ