小倉 康嗣/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2006.12 -- 367.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /367.7/オ/ 115823627 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 高齢化社会と日本人の生き方
タイトルカナ コウレイカ シャカイ ト ニホンジン ノ イキカタ
副書名 岐路に立つ現代中年のライフストーリー
著者 小倉 康嗣 /著  
著者カナ オグラ ヤスツグ
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2006.12
ページ数 9,568,33p
大きさ 22cm
一般件名 高齢化社会
ISBN 4-7664-1320-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 367.7
内容紹介 老いの季節を迎えんとする「団塊の世代」前後の現代中年と、30代でゲイでもある研究者のライフストーリーの螺旋の中から、新たな人間存在の地平を渾身の力で描き出す、人間生成とエイジングの社会学。
著者紹介 1968年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士(慶應義塾大学)。立教大学・東京情報大学・東京外国語大学講師。共著に「定年のライフスタイル」他。

目次

第一章 理論動機と認識目的
  一 はじめに-課題意識と本書の構成
  二 歴史的社会的背景としての<再帰的近代としての高齢化社会>
  三 「生成的理論」の構築というメタ理論的構図
第二章 視角と方法
  一 人間形成観の問題圏へ-視覚としての<ラディカル・エイジング>
  二 生成的感受概念としての<再帰的社会化>と方法としての<個人誌的アプローチ>
  三 調査問題-<人間形成観への問い>
第三章 フィールドへの接近
  一 現代日本における「中年の転機」
  二 意味感覚としての隠居
  三 調査概要とライフストーリーの提示の仕方(記述の文体)について
第四章 あきらめのラディカリズム
  一 出会い-初回調査
  二 三年ぶりの再会-再調査
第五章 底流としての日常を生きる
  一 出会い-初回調査
  二 三年ぶりの再会-再調査
第六章 いのちを信頼する
  一 出会い-初回調査
  二 三年半ぶりの再会-再調査
第七章 生成された地平
  一 離陸する生-<超社会化>
  二 浮遊する生-<非社会化>
  三 着地をめがける生-<再社会化>へ
第八章 生成としての人間形成
  一 人間生成と生成的社会-<人間形成観への問い>への考察と結論
  二 人間生成としての調査過程-知見の生成過程の舞台裏ないし深層
  三 おわりに-理論的知見と調査経験との交差点で