齋藤 嘉臣/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2006.10 -- 319.33

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地下書庫 /319.3/サ/ 115814584 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 冷戦変容とイギリス外交
タイトルカナ レイセン ヘンヨウ ト イギリス ガイコウ
副書名 デタントをめぐる欧州国際政治,1964~1975年
叢書名 国際政治・日本外交叢書
著者 齋藤 嘉臣 /著  
著者カナ サイトウ ヨシオミ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2006.10
ページ数 5,259,34p
大きさ 22cm
一般件名 イギリス-対外関係-歴史
ISBN 4-623-04760-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 319.33
内容紹介 冷戦はなぜ終結したのか。NATOの政治化やチェコ事件、CSCE成立といった冷戦変容の諸要因をイギリスの視点から考察し、イギリス外交が冷戦をどう変容させ、デタントの中でどのような意義を持ったのか考察する。
著者紹介 1976年福岡生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。政治学博士号取得。京都大学大学院法学研究科21世紀COE研究員。

目次

序章 デタント史の構築
  1 冷戦史研究の領域拡大
  2 デタントの定義
  3 デタント史の構築
  4 本書が明らかにする課題と構成
第1章 イギリス外交と東西関係の正常化
  1 「五五年体制」への道とイギリス外交
  2 低下するイギリスの影響力
第2章 デタントの論理と「欧州宣言」構想、一九六四~一九六七年
  1 変容する冷戦構造
  2 デタント政策における西ドイツの位置
  3 イニシアティヴの年、一九六六年
  4 「欧州宣言」構想の論理と展開
第3章 NATOの正当性の危機とアルメル研究、一九六六~一九六七年
  1 NATOの正当性の危機
  2 アルメル提案
  3 アルメル研究の開始
  4 アルメル報告書の作成
第4章 欧州安全保障会議の開催をめぐるイギリス外交、一九六八~一九七〇年
  1 英ソ関係の再考
  2 「プラハの春」とチェコ事件
  3 常設東西関係委員会構想
  4 欧州安全保障会議政策の策定
第5章 「デタント」への懐疑と「人・情報・思想の自由移動」、一九六八~一九七二年
  1 大連合政権下の東方政策への反応
  2 ブラント政権下の東方政策への反応
  3 イギリスのCSCE観
  4 西側同盟国間の温度差
第6章 イギリスのデタント観とCSCE交渉、一九七二~一九七五年
  1 多国間予備会議における外交交渉
  2 イギリスの役割意識とCSCE本会議に向けた戦略
  3 デタント観の相違
終章 イギリス外交とデタント