山本 陽子/著 -- 中央公論美術出版 -- 2006.7 -- 721.2

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閲覧室 /721.2/ヤ/ 116244732 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 絵巻における神と天皇の表現
タイトルカナ エマキ ニ オケル カミ ト テンノウ ノ ヒョウゲン
副書名 見えぬように描く
著者 山本 陽子 /著  
著者カナ ヤマモト ヨウコ
出版者 中央公論美術出版
出版年 2006.7
ページ数 461p
大きさ 22cm
一般件名 絵巻物 , 天皇 , 神像
ISBN 4-8055-0526-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 721.2
内容紹介 日本の絵巻という媒体の中で、神や天皇など姿を見てはならないものを表すために、絵師がどのような限定条件を設け、どのような手段でそれを表現したのか、それがいつまで続き、いかに終焉を迎えたのかを追求する。
著者紹介 1955年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科より博士(文学)号授与。明星大学日本文化学部助教授のち造形芸術学部に転籍。

目次

第一部 絵巻における神の表現
  序章 神の形象化
  第一章 『春日権現験記絵』における「神の顔を描くことをはばかる表現」について
  第二章 縁起絵巻において神を描くことをはばかる場合とその表現
  第三章 仏教系の絵巻における神の表現について
  第四章 『誉田宗廟縁起』における神と天皇の位置
  終章 神と天皇の表現
第二部 絵巻における天皇の表現
  序章 肖像画と絵巻
  第一章 絵巻における天皇の顔を隠す表現について
  第二章 絵巻において天皇の顔を描く場合について
  第三章 天皇と御簾
  第四章 平安時代の美と高貴の最上級表現
  終章 貴人の顔を見せない表現の起源と拡がり
第三部 天皇の顔を描かない表現の継承と終焉
  第一章 似絵の絵巻における顔を描かない表現
  第二章 源氏絵における天皇の表現
  第三章 江戸城障壁画絵様における天皇の表現
  第四章 百人一首絵の天皇表現
  第五章 冷泉為恭の天皇表現について
  第六章 『孝明天皇紀附圖』について
  第七章 『明治天皇紀附圖』について
  おわりに