小島 孝之/編 -- 笠間書院 -- 2006.7 -- 913.37

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資料詳細

タイトル 説話の界域
タイトルカナ セツワ ノ カイイキ
著者 小島 孝之 /編  
著者カナ コジマ タカユキ
出版者 笠間書院
出版年 2006.7
ページ数 7,525,43p
大きさ 22cm
一般件名 説話文学
ISBN 4-305-70324-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 913.37
内容紹介 さまざまな文学ジャンル・文化・思想領域他と説話は深い関わりをもち、それぞれの領域にとってなくてはならぬ存在となっている。焦点を説話と他領域との相関に絞って考察することにより、新たな説話研究の局面を切り拓く。
著者紹介 昭和18年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同大学名誉教授。成城大学文芸学部教授。著書に「中世説話集の形成」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
総論 小島 孝之/著 3-12
古代の夢 多田 一臣/著 15-33
鎌倉時代における白詩受容とモラリスト文学の形成
  長明・無住・兼好
藤原 克己/著 35-50
「青頭巾」の周辺
  快庵派の門参を中心に
長島 弘明/著 51-66
一休宗純『自戒集』試論
  詩と説話のあいだ
堀川 貴司/著 69-82
多重所属者と『平家物語』
  『喜安日記』をめぐる一考察
樋口 大祐/著 83-102
『古事談』「勇士」を巡る二、三の問題 蔦尾 和宏/著 103-117
『沙石集』明恵関連説話の情報源
  巻一「慈悲と智とある人を神明も貴び給ふ事」をめぐって
平野 多恵/著 119-138
『今鏡』「敷島の打聞」巻頭二話に関する一考察 木下 華子/著 139-153
讒言失脚説話の連鎖とその志向
  『北野天神縁起』から『太平記』へ
北村 昌幸/著 157-173
想夫恋 渡辺 達郎/著 175-189
没聖性の説話群
  『増鏡』「草枕」「老いのなみ」点描
齊藤 歩/著 191-205
袈裟の転変
  中世から近代まで
清水 由美子/著 207-223
<草薙>おぼえがき 石井 倫子/著 227-243
説経の構造 池田 潤子/著 245-262
歌人「小大進」考
  歌徳説話形成の過程をめぐって
中野 貴文/著 263-282
猿楽愛好の系譜
  師実から令子へ
沖本 幸子/著 283-297
歌徳説話の和歌 渡部 泰明/著 301-318
『袋草紙』の能因像
  文脈から清輔の意図をさぐる
吉野 朋美/著 319-337
『俊頼髄脳』の万葉歌
  「定家本」をめぐって
五月女 肇志/著 339-353
『吉野拾遺』の構想と和歌 君嶋 亜紀/著 355-372
曾禰好忠説話小考
  『今昔物語集』巻二十八第三話をめぐって
松本 真奈美/著 373-388
今鏡「敷島の打聞」注釈 391-515