太田 登/著 -- 八木書店 -- 2006.4 -- 911.16

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資料詳細

タイトル 日本近代短歌史の構築
タイトルカナ ニホン キンダイ タンカシ ノ コウチク
副書名 晶子・啄木・八一・茂吉・佐美雄
著者 太田 登 /著  
著者カナ オオタ ノボル
出版者 八木書店
出版年 2006.4
ページ数 475,10p
大きさ 22cm
一般件名 和歌-歴史
ISBN 4-8406-9034-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 911.16
内容紹介 和歌から短歌へ、近代短歌から現代短歌へ、新たな視点で構築する短歌史。今まで個別の点として捉えられていた歌人・歌集を線として繫ぎ、三十一音に凝縮された豊穣な世界を読みとり、連綿と繫がる歌のこころに迫る。
著者紹介 1947年奈良市生まれ。立教大学大学院博士課程修了。天理大学文学部教授。著書に「啄木短歌論考」など。

目次

序章 近代短歌史の輪郭
第一章 明治短歌史の展望
  一 明治三十四年の短歌史的意味
  二 金子薫園と『叙景詩』運動
  三 地方文芸誌「敷島」の短歌史的位置
  四 明治四十一年の新詩社歌人の交渉のある一面
  五 女性表現者としての与謝野晶子の存在
  六 『みだれ髪』から『一握の砂』への表現論的意味
  七 短歌滅亡論と石川啄木の短歌観
  八 『一握の砂』における「砂山十首」の意味
  九 『一握の砂』の構想と成立について
第二章 大正短歌史の展望
  一 与謝野寛・晶子における渡欧体験の文学史的意味
  二 近代歌人における<奈良体験>の意味
  三 会津八一『南京新唱』の世界
  四 会津八一における<奈良体験>の意味
  五 大正歌壇のなかの与謝野晶子
  六 近代女人歌の命脈
第三章 昭和短歌史の展望
  一 前川佐美雄『植物祭』の短歌史的意味
  二 一九三〇年の短歌史的意味
  三 昭和初期の前衛短歌運動の一面
  四 斎藤茂吉『暁紅』『寒雲』における<西欧体験>の意味
  五 戦後の短詩型文学をめぐる問題
結章 近代短歌史の構想に向けて