高瀬 真理子/著 -- 翰林書房 -- 2006.3 -- 910.268

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /910.268/ム/ 115753840 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 室生犀星研究
タイトルカナ ムロウ サイセイ ケンキュウ
副書名 小説的世界の生成と展開
著者 高瀬 真理子 /著  
著者カナ タカセ マリコ
出版者 翰林書房
出版年 2006.3
ページ数 399p
大きさ 22cm
ISBN 4-87737-226-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 一定の作風に囚われない、自由と変化に富んだ室生犀星の小説を、初期小説、市井鬼もの、戦時下及び戦後の小説に分けて論じる。また、芥川龍之介、萩原朔太郎との関係などについても明らかにする。
著者紹介 実践女子大学大学院文学研究科修士課程修了。実践女子短期大学日本語コミュニケーション学科教授。

目次

第1章 初期小説を巡る諸問題
  喪失、疎外される境遇との格闘
  結婚生活の幻想と妄想
第2章 市井鬼ものの世界
  市井鬼ものの成長とその限界
  「暫定的」な「復讐」
第3章 戦時下の生活と姿勢
  戦時下の犀星
  甚吉ものの頃
  王朝もの初期作品における女性像の形象をめぐって
  無償の愛のパラドックス
  「選び抜いた美しさや善良さ」の世界
第4章 犀星の戦後小説
  作家の宿業と養母への鎮魂
  魚のモチーフに見る犀星の性意識
  老境における芸術と性
第5章 犀星襍記
  犀星文学における植物
  犀星と刀剣
  愛の詩人の異同について
  芸術家の友情と孤独
  肩の作家
  研究ノート・女の顔の描写について