上野 誠/著 -- 筑摩書房 -- 2006.4 -- 910.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /910/ウ/ 120715909 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル おもしろ古典教室
タイトルカナ オモシロ コテン キョウシツ
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 上野 誠 /著  
著者カナ ウエノ マコト
出版者 筑摩書房
出版年 2006.4
ページ数 159p
大きさ 18cm
一般件名 日本文学
ISBN 4-480-68734-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.7
内容紹介 「私も古典の授業が嫌いでした!」と言い切る著者が、「おもしろい」を入り口に、現代に花開く古典の楽しみ方を伝授する。著者が行っている高校生のための出前授業をもとにまとめる。
著者紹介 1960年福岡県生まれ。奈良大学文学部教授(国文学科)。奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長。日本民俗学会研究奨励賞、上代文学会賞受賞。著書に「万葉体感紀行」など。

目次

第一章 古典を読むと立派な人になれるというのは間違いだと思います
  はじまり!はじまり!
  本を読むと立派な人になれるというのは間違い
  僕もじつは…古典も現代国語も嫌いでした
  「おもしろい」「たのしい」がすべての出発点ですかね
  おもしろいにはじまり、おもしろいにおわる-『論語』
  古典なんか死んだ人のカスみたいなもんだ-『荘子』
  学んでも自分で考えないと、勉強する意味が無い
  「今」と「自分」が大切なのであって、古典や過去が大切なのではない
  言葉の背後にある心を想像する
第二章 こんな生き方したいと思ったとき
  嫌いな文芸評論家との出逢い
  温厚なわたしが講演会を途中退席した理由
  記憶の彼方に、かすかなものが…
  めでたし、めでたし!
  牛を売る者あり
  すいません、余談をさせてください
  屁理屈か、人生の真実か、それが問題だ
  人皆生を楽しまざるは、死を恐れざる故なり
  人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや
第三章 読むとこんなことがわかる、なんの役にも立たないけど
  書物に問いかける
  メナム川の夕陽
  そうか、洗濯機普及以前は…
  洗濯の人類史
  『古事記』に登場する洗濯
  待ちつづけた女
  歴史を知り、その時代に思いをはせる
  イイ子ガイタライイノニナァー!
  男たちの視線
第四章 人は遊びのなかに学び、時に自らの愚かさを知る
  堕落する様子を歌舞伎で見る
  またまた余談
  鳴神とは
  色仕掛けで、人をだます
  心の動きを役者はどう演ずるか見る
  劇場に歌舞伎を見に行こう
  早めに劇場に入って雰囲気をたのしもう
  食べるたのしみ、語るたのしみ
  修学旅行といえば、奈良・京都
引用古典と言及した文献の一覧
あとがき