籾山 明/著 -- 京都大学学術出版会 -- 2006.2 -- 322.22

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /322.2/モ/ 115740086 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 中国古代訴訟制度の研究
タイトルカナ チュウゴク コダイ ソショウ セイド ノ ケンキュウ
叢書名 東洋史研究叢刊
著者 籾山 明 /著  
著者カナ モミヤマ アキラ
出版者 京都大学学術出版会
出版年 2006.2
ページ数 4,342p
大きさ 22cm
一般件名 法制史-中国 , 訴訟
ISBN 4-87698-526-X 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 322.22
内容紹介 中国という広大な領域をもつ国家が存続し得たのは何故なのか。古代帝国というシステムを維持するためのメカニズムを解明するべく、秦漢時代の訴訟制度について、出土文字史料をもとに可能な限り具体的な歴史像を提示する。
著者紹介 1953年群馬県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。埼玉大学教養学部教授。著書に「漢帝国と辺境社会」「流沙出土の文学資料」などがある。

目次

序章 出土法制史料と秦漢史研究
  一 本書の課題と方法
  二 出土法制史料とその背景
  三 使用テキスト
第一章 李斯の裁判
  はじめに
  一 裁判の分析
  二 獄中上書の意味
  三 案治と覆訊
  おわりに
第二章 秦漢時代の刑事訴訟
  はじめに
  一 手続の復元
  二 訊問の原理
  三 乞鞫と失刑
  おわりに
  補論 龍崗六号秦墓出土の乞鞫木牘
第三章 居延出土の冊書と漢代の聴訟
  はじめに
  一 駒罷労病死冊書
  二 候粟君所責寇恩事冊書
  三 聴訟の諸相
  おわりに
第四章 爰書新探
  はじめに
  一 爰書の注釈
  二 爰書の種類
  三 爰書の文言
  四 爰書の本文
  五 「自言」簡の問題
  六 爰書の機能
  おわりに
第五章 秦漢刑罰史研究の現状
  はじめに
  一 基本史料の提示
  二 刑期をめぐる論争
  三 文帝改制の評価
  四 肉刑除去の意義
  おわりに
終章 司法経験の再分配
付章一 湖南龍山里耶秦簡概述
  はじめに
  一 文書の用語
  二 文書の様式
  おわりに
付章二 <書評>A.F.P.Hulsewé,Remnants of Ch'in Law