川嵜 智佑/著 -- 共立出版 -- 2006.2 -- 458.1

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /458.1/カ/ 115756496 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 岩石熱力学
タイトルカナ ガンセキ ネツリキガク
副書名 成因解析の基礎
著者 川嵜 智佑 /著  
著者カナ カワサキ トシスケ
出版者 共立出版
出版年 2006.2
ページ数 6,266p
大きさ 27cm
一般件名 岩石学 , 熱力学
ISBN 4-320-04647-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 458.1
内容紹介 鉱物の熱力学的性質、つまり活動度と組成の関係について、最新の知見を盛り込み平易に解説。岩石学や鉱物学の分野で熱力学上の諸問題を取り扱うために必要な基本的テクニックを短時間で手軽に学習することを目的とした書。
著者紹介 1947年愛知県生まれ。京都大学理学研究科博士課程地質学鉱物学専攻修了。愛媛大学理学部地球科学科教授。理学博士。専門分野は実験岩石学。共著に「岩波講座地球惑星科学 5」がある。

目次

第1章 熱力学の基本的概念
  1.1 序論
  1.2 単位
  1.3 系
  1.4 相
  1.5 成分
  1.6 状態と性質
  1.7 モル分率
  1.8 示量変数と示強変数
  1.9 同次関数
第2章 活動度,標準状態,平衡定数
  2.1 序論
  2.2 絶対活動度
  2.3 相対活動度
  2.4 標準状態をTK,1barとした場合の活動度
  2.5 フィガシティ
  2.6 標準状態をTK,Pbarとした場合の活動度
  2.7 標準状態を298K,1barとした場合の活動度
  2.8 Van't Hoffの式
  2.9 標準状態をTK,1barとした場合のAl2SiO5鉱物の相境界
第3章 理想溶液
  3.1 序論
  3.2 固溶体の組成
  3.3 部分モル量の性質
  3.4 Duhem‐Margulesの関係式
  3.5 Boltzmannの原理
  3.6 理想気体の混合エントロピー
  3.7 理想溶液の混合エントロピー
  3.8 理想溶液の自由エネルギー
  3.9 Vegardの経験則
第4章 非理想溶液
  4.1 序論
  4.2 剰余関数
  4.3 過剰体積
  4.4 剰余関数の多項式展開
  4.5 対称型固溶体
  4.6 正則溶液
  4.7 2相分離
  4.8 (Ca,Fe)FeSiO4カンラン石
  4.9 対称型3成分系正則溶液
第5章 多席固溶体
  5.1 序論
  5.2 CaMgSi2O6-Mg2Si2O6輝石類の相関係
  5.3 相反溶液
  5.4 CaMgSi2O6-Ca2Si2O6輝石
  5.5 理想多席固溶体
  5.6 理想多席固溶体と単一席固溶体間の元素交換平衡
  5.7 結晶内交換平衡を行う非理想多席固溶体
  5.8 MgO-Al2O3-SiO2斜方輝石
  5.9 FeO-MgO-SiO2-Al2O3斜方輝石
あとがき
参考書
付録A 定数と記号
付録B 引用文献
索引