村田 和彦/著 -- 中央経済社 -- 2006.1 -- 335.4

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地下書庫 /335.4/ム/ 115731317 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 企業支配の経営学
タイトルカナ キギョウ シハイ ノ ケイエイガク
著者 村田 和彦 /著  
著者カナ ムラタ カズヒコ
出版者 中央経済社
出版年 2006.1
ページ数 2,3,433p
大きさ 22cm
一般件名 株式会社
ISBN 4-502-38130-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 335.4
内容紹介 人々の生活に大きな作用を及ぼしている企業活動そのものを、さらに根底において規定していると解される「企業支配」の基本的特質を明らかにすることに目標をしぼった、著者の数年間の研究の集大成。
著者紹介 1945年山口県生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得。一橋大学教授。著書に「市場創造の経営学」など。

目次

序章 本書の課題と構成
第1章 個人株主支配説の検討
  1 序
  2 「資本主義的生産の営み手」としての企業における支配と経営-「支配出資者」による支配-
  3 原型としての株式会社企業における支配と経営-「絶対的個人大株主」による個別的支配-
  4 現代巨大株式会社企業における支配と経営-「相対的個人大株主層」による構造的支配-
  5 小松の企業支配論の問題点
  6 結
第2章 非個人株主支配説の検討
  1 序
  2 支配の概念と支配様式の諸形態
  3 利害の星座状連関による支配-アングロ・アメリカ経済下の典型的企業支配様式-
  4 支配様式の変遷と企業行動
  5 支配様式の変遷と資本家階級の再生産
  6 スコットの企業支配論の意義と問題点
  7 結
第3章 経営者支配説の研究
  1 序
  2 企業の支配形態の変更-所有者支配から経営者支配へ-
  3 経営者支配と所有権利害-制約された経営者支配-
  4 制約された経営者支配と会社体制の不動性-ハーマンによる企業改革案批判-
  5 経営者支配と利潤動機-ハーマンの企業支配論の意義-
  6 結
第4章 会社それ自体支配説の検討(1)-北原勇の企業支配論の研究-
  1 序
  2 北原の企業支配論の課題と構成
  3 資本制企業(一般)における所有と決定
  4 現代資本主義における所有と決定
  5 日本の巨大企業における所有と決定
  6 北原の企業支配論の検討
  7 結
第5章 会社それ自体支配説の検討(2)-片岡信之の企業支配論の研究-
  1 序
  2 片岡の企業支配論の問題意識-「法物神的企業支配論」からの脱却-
  3 「会社自体」の自律化と株主の疎外-現代企業における所有と支配の特徴-
  4 片岡の企業支配論の検討
  5 結
第6章 会社それ自体支配説の検討(3)-宮崎義一の企業支配論の研究-
  1 序
  2 企業の株式会社化と「経営者支配」
  3 株式会社企業の発展と「会社支配」
  4 「企業内分業」の拡大とコーポレィト・キャピタリズム-宮崎によるガルブレイスの大企業体制論批判-
  5 宮崎義一の企業支配論の検討
  6 結
第7章 従業員支配説の検討
  1 序
  2 「企業統治」の概念と「企業統治」問題の分析視点
  3 「株主支配」の企業統治論
  4 「従業員支配」の企業統治論
  5 ブレアの企業統治論の特質と問題点
  6 結
終章 企業支配・企業活動・市民生活