松本 彩子/著 -- 勁草書房 -- 2005.12 -- 495.48

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地下書庫 /495.4/マ/ 115729493 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ピルはなぜ歓迎されないのか
タイトルカナ ピル ワ ナゼ カンゲイ サレナイ ノカ
著者 松本 彩子 /著  
著者カナ マツモト アヤコ
出版者 勁草書房
出版年 2005.12
ページ数 8,236,16p
大きさ 20cm
一般件名 避妊薬
ISBN 4-326-65310-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 495.48
内容紹介 なぜ日本ではピルが長く認可されず、依然として需要が拡大しないのか。アンチピルの傾向はなぜ生まれたのか。行政、医学界、家族計画運動、女性運動に焦点をあて、生殖をめぐる戦後日本のポリティクスを歴史的・多面的に探る。
著者紹介 1981年東京都生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科発達社会科学専攻開発・ジェンダー論コース修了。

目次

第一章 ピルはなぜ認められてこなかったのか
  1 問題の所在
  2 ピル規制をめぐる研究史
  3 研究の視点と仮説
第二章 ピルをめぐる歴史
  1 一九五〇年代後半から一九六〇年代
  2 一九七〇年代から一九八〇年代前半
  3 一九八〇年代後半から一九九〇年代
第三章 産婦人科医と家族計画関係者
  1 優生保護法の成立・改正と家族計画運動
  2 家族計画関係者の収入獲得状況とピル認可に対する牽制
  3 産婦人科医の人工中絶による利益とピル
第四章 「家族計画」運動をめぐるイデオロギーとピル
  1 家族計画関係者のピル認可中止要求
  2 家族計画関係者のピル推進への転換
第五章 ピルをめぐるジェンダー・ポリティクス
  1 ピルは女を解放するか
  2 ピルは<自然>に反するか
終章 アンチ・ピルの背景