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所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
地下書庫	/332.1/ﾐ/	115728016	成人一般	可能

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資料詳細

タイトル	長期停滞の経済学
タイトルカナ	チョウキ テイタイ ノ ケイザイガク
副書名	グローバル化と産業構造の変容
著者	宮川 努 ／著
著者カナ	ミヤガワ ツトム
出版者	東京大学出版会
出版年	2005.12
ページ数	11,345p
大きさ	22cm
一般件名	日本-経済 , 設備投資 , 国際経済
ISBN	4-13-046088-9
言語	jpn
分類記号	332.107
内容紹介	1990年から10年余りにわたって日本経済が長期停滞に陥ってきた理由を、主に生産性や企業の利潤率の低下に求めながら、「設備投資とグローバル化」をテーマに、多様なデータにもとづく定量的な分析を行う。
著者紹介	東京大学経済学部卒業。学習院大学経済学部教授。独立行政法人経済産業研究所ファカルティー・フェロー。(社)日本経済研究センター主任研究員。専攻はマクロ経済学、国際マクロ経済学など。

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目次

序章 投資行動の変容とグローバル化の進展からみた長期停滞

第1章 日本経済の長期停滞

  1.「失われた10年」と経済論争

  2.供給サイドからの実証分析

  3.賃金の下方硬直性をめぐる解釈

  4.利潤率の低下と日本経済

  5.まとめと政策的課題

第2章 設備投資理論の進展と実証分析の多様化

  1.はじめに-設備投資分析の系譜

  2.標準的な設備投資理論

  3.実証分析の進展

  4.残された課題と今後の設備投資分析の方向

第3章 設備投資変動と産業連鎖

  1.設備投資変動の重要性

  2.補完性と設備投資変動

  3.設備投資変動の連動性

  4.産業間の補完性を含む設備投資行動

  5.政策的含意と今後の分析課題

  補論:データの作成について

第4章 金融環境の変化と設備投資変動

  1.平成不況と金融問題

  2.景気循環と貸出量

  3.金融部門の変動から実体経済への波及過程

  4.修正Bernanke and Blinderモデルと日本経済

  5.金融部門の変動と設備投資行動

  6.結論-日本経済における金融部門の動揺と景気循環

第5章 過剰設備,過剰債務,設備投資行動

  1.過剰設備と設備投資行動

  2.過剰設備の経済学的解釈

  3.過剰債務の捉え方

  4.過剰設備の実体的要因と企業ファイナンス的要因

  5.結論と今後の課題

第6章 IT投資活性化の要因

  1.はじめに-IT化の経済分析

  2.IT投資の動向と国際比較

  3.IT投資関数の推計

  4.結論と今後の課題

  補論:IT投資系列及び資本ストック系列の作成方法

第7章 IT革命と生産性への寄与

  1.IT革命と日本経済分析

  2.産業別IT資本ストックデータの推計

  3.日本のIT投資の動向

  4.成長会計からみたIT資本の生産性への寄与

  5.ネットワーク効果の計測

  6.結論と今後の課題

  補論A:産業別実質純資本ストック系列の推計

  補論B:情報関連データ系列の推計

第8章 アジア諸国の均衡為替レート

  1.はじめに

  2.標準的な均衡為替レートの概念と計測

  3.均衡為替レートの要因分析

  4.均衡為替レート概念の拡張

  5.結論と今後の課題

  補論:データについて

第9章 景気循環の国際的波及

  1.はじめに-国際的景気循環論の意義

  2.国際的景気循環論の展開

  3.国際的景気循環の検証

  4.景気連動性と貿易との関係

  5.時系列モデルによる検証

  6.結論と今後の課題

第10章 持続的貿易黒字と為替レート変動

  1.国際収支における為替レートの役割

  2.J curveとS curve

  3.持続的な貿易収支を説明するマクロ・モデル

  4.非線形な設備投資関数の推計

  5.為替レート及び貿易収支への影響

  6.結論の要約と今後の課題

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