劉 建雲/著 -- 学術出版会 -- 2005.11 -- 372.22

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地下書庫 /372.2/リ/ 115725251 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 中国人の日本語学習史
タイトルカナ チュウゴクジン ノ ニホンゴ ガクシュウシ
副書名 清末の東文学堂
叢書名 学術叢書
著者 劉 建雲 /著  
著者カナ リュウ ケンウン
出版者 学術出版会
出版年 2005.11
ページ数 297p
大きさ 22cm
一般件名 中国-教育 , 日本語教育(対外国人)-歴史
ISBN 4-8205-9338-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 372.22
内容紹介 清末の中国において日本語学習の主な場として中心的な役割を果たしたさまざまな東文学堂(日本語学校)を考察することにより、清末中国人の日本語学習の実態を明らかにする。
著者紹介 1962年中国河北省生まれ。岡山大学大学院文化科学研究科修了。同大学非常勤講師。

目次

序章 本書の課題と構成
  1.問題の所在
  2.先行研究と本書の視角
  3.本書の構成
第1章 中国人の日本語への関心
  第1節 近代以前中国人の日本語研究の概観
  第2節 黄遵憲の日本語研究
  むすび
第2章 中国人はいつから日本語を習い始めたか
  第1節 明代の四夷館と会同館
  第2節 清代同文館の創立と広州同文館
  第3節 同文館における「東文館」の開設
  むすび
第3章 清末に簇生した東文学堂
  第1節 清末東文学堂の概観
  第2節 中国人設立の東文学堂
  第3節 日本人設立の東文学堂と廈門東亜学院
  むすび
第4章 福州東文学堂
  第1節 福州東文学堂の創立と中島真雄
  第2節 東亜同文会の介入と管理体制の整備
  第3節 台湾総督府補助金の真相と学生の反発
  むすび
第5章 東本願寺の東文学堂
  第1節 東本願寺の清国布教と東文学堂の創立
  第2節 史料に見られる華中方面の東文学堂
  第3節 補助金の中止と華中方面における東本願寺布教活動の転向
  むすび
第6章 北京東文学社
  第1節 学社創設の目的
  第2節 学社経営における廉泉と中島裁之の意見の相違
  第3節 学社の日本人教習
  第4節 教育課程と資金運営
  むすび
第7章 清末中国人の日本語学習の実態
  第1節 中国人の日本語学習の動機と教育の課題
  第2節 長谷川雄太郎の日本語教育の実践
  第3節 時代の特徴をもつ教授法
  むすび
終章 結論と課題
  1.近代以前の中国人による日本語研究の蓄積
  2.新しい国際関係の中での日本語教育のはじまり
  3.清末東文学堂の全体像
  4.東文学堂をめぐる日本人の関与
  5.東文学堂の時代的特徴
  6.清末中国人の日本語学習の実態
  附録1 福州東文学堂の「学年試験問題及答案」
  附録2
あとがき