萩島 哲/編著 -- 九州大学出版会 -- 2005.10 -- 291.91

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /291.9/ハ/ 115665770 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 名所空間の発見
タイトルカナ メイショ クウカン ノ ハッケン
副書名 地方の名所図録図会を読む
著者 萩島 哲 /編著  
著者カナ ハギシマ サトシ
出版者 九州大学出版会
出版年 2005.10
ページ数 114p
大きさ 26cm
一般件名 福岡県 , 絵図 , 神社-福岡県 , 景観地理
ISBN 4-87378-881-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 291.91
内容紹介 明治期に庶民向けのガイドブックとして発刊された名所図録図会に描かれている、神社を中心とする名所のマクロ的景観構造を、地形や眺望の観点から明らかにし、現代的な景観資源として再評価を試みる。
著者紹介 1942年福岡県生まれ。九州大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程単位取得退学。同大学名誉教授。専門は都市計画、都市設計、景観デザイン。著書に「風景画と都市景観」など。

目次

第1章 序
  1.1 名所と地形
  1.2 何故名所を調べるか
  1.3 調査の目的
  1.4 調査の素材
  1.5 社格からみた名所神社
  1.6 神社の保全状況
  1.7 本書の構成
第2章 名所神社の立地特性
  2.1 はじめに
  2.2 地形図と現地調査から読み取る指標
  2.3 名所の立地場所と周辺地形の概要
  2.4 名所神社の立地を規定する要因
  2.5 名所空間の類型化のための前処理
  2.6 神社の立地類型の特徴
  2.7 各類型の地理的分布
  2.8 まとめ
第3章 各所神社の眺望特性
  3.1 はじめに
  3.2 現地調査による眺望方位・方位角の把握
  3.3 可視領域図の作成
  3.4 3次元CGによる眺望のタイプ
  3.5 眺望のタイプと立地類型との関連
  3.6 まとめ
第4章 景観と地形に絞って由緒・縁起を読む
  4.1 はじめに
  4.2 図録図会中に書き込まれた由緒
  4.3 他の文献に記載された神社の立地特性
  4.4 まとめ
第5章 神社の境内の特性
  5.1 はじめに
  5.2 読み取るデータ
  5.3 境内の描写の全体的概要
  5.4 図会に描かれた境内を特徴づける要因
  5.5 境内の類型
  5.6 境内は,由緒・縁起にどのように記載されたか
  5.7 立地類型との関連
  5.8 社殿について
  5.9 まとめ
第6章 名所の景観構造と名所の要因
  6.1 神社のマクロ的景観構造
  6.2 境内と社殿からみた名所
  6.3 名所の活用
  6.4 神社の外部空間のデザイン
  6.5 現地調査にみる境内空間の特徴
第7章 既往の地形類型との比較
  7.1 地形と景観
  7.2 人文的地形研究の視点
  7.3 2つの人文的地形・空間タイプ
  7.4 地形の分類
  7.5 福岡での実例の当てはめ
  7.6 盆地,谷,平地と山の辺の景観