西村 さとみ/著 -- 吉川弘文館 -- 2005.9 -- 210.36

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地下書庫 /210.3/ニ/ 115658247 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 平安京の空間と文学
タイトルカナ ヘイアンキョウ ノ クウカン ト ブンガク
著者 西村 さとみ /著  
著者カナ ニシムラ サトミ
出版者 吉川弘文館
出版年 2005.9
ページ数 5,195p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-平安時代 , 平安京
ISBN 4-642-02440-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.36
内容紹介 日本とは何か。平安京が国家の象徴として認識され、文学で表現されることばが社会に統一性を与える。9~10世紀を分析し、国風文化論と古典文化論とを再検討。決して自明ではない「日本」が創出されていく過程を探る。
著者紹介 1963年京都府生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科修了。現在、奈良女子大学文学部助手。

目次

序章 古典文化と国風文化
  はじめに
  一 規範としての「古典」
  二 「国風文化」は民族文化か
  三 都市とことば
  むすびに
第一章 表象としての平安京
  はじめに
  一 平安京の成立
  二 空間と表象
  三 都の位相
  むすびに
第二章 平安京の祭礼
  はじめに
  一 賀茂祭の変遷
  二 賀茂神の変容
  三 平安京遷都と賀茂社
  むすびに
第三章 <消費>する平安京
  はじめに
  一 禁じられた行為
  二 奢侈の顕在化
  三 奢侈禁制の位置
  むすびに
第四章 平安京・奢侈・浄土
  はじめに
  一 奢侈と風流のはざま
  二 浄土の創出
  三 都市の言説
  むすびに
第五章 平安京と文学
  はじめに
  一 勅撰詩集の編纂
  二 『古今和歌集』の成立
  三 象徴空間としての平安京
  むすびに
第六章 和俗の創造
  はじめに
  一 国風の承認
  二 ことばと心
  三 風俗の論理
  むすびに
終章 和俗と日本
  はじめに
  一 和漢の構造
  二 内なる普遍
  三 和俗と日本
  むすびに
付論 ことばと統合
  はじめに
  一 日本語の「死産」
  二 対-形象化と普遍
  むすびに