後藤 春美/著 -- 山川出版社 -- 2005.4 -- 233.07

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資料詳細

タイトル アヘンとイギリス帝国
タイトルカナ アヘン ト イギリス テイコク
副書名 国際規制の高まり1906~43年
著者 後藤 春美 /著  
著者カナ ゴトウ ハルミ
出版者 山川出版社
出版年 2005.4
ページ数 4,190,51p
大きさ 20cm
一般件名 イギリス-歴史-20世紀 , 阿片 , 貿易統制 , イギリス-対外関係-歴史 , 植民地
ISBN 4-634-67451-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 233.07
内容紹介 アヘン問題は20世紀に至っても英国、インド、中国、米国、日本をめぐる国際政治の争点だった。外交史料を駆使し、1906~40年代にかけて時系列的に国際社会によるアヘン規制の努力を追い、語られざる歴史に光をあてる。
著者紹介 1960年生まれ。オクスフォード大学大学院博士課程修了。現在、千葉大学国際教育開発センター助教授。

目次

序章 十九世紀のアヘン吸煙・貿易問題
  1 イギリス、インド、中国
  2 植民地財政を支えたアヘンからの歳入
  3 反アヘン運動の開始
第一章 アメリカ合衆国の登場
  1 アヘン規制の開始
  2 国際会議開催の提案
  3 上海アヘン調査委員会での議論
  4 新たな会議開催の提案とイギリスの抵抗
  5 ハーグ会議と英独の対抗
  6 アヘンの規制と人種偏見
第二章 国際連盟の設立とジュネーヴ国際アヘン会議
  1 国際連盟アヘン諮問委員会(OAC)の成立
  2 アヘンその他の麻薬問題と日本
  3 アメリカ合衆国のOAC参加と国際アヘン会議の招集
  4 国際会議に向けてのイギリス帝国の準備
  5 日本の準備
  6 ジュネーヴ国際アヘン会議
  7 イギリスの判断基準は普遍的に公正であったか
第三章 ジュネーヴ会議後の改革
  1 インド産アヘンの輸出中止決定
  2 海峡植民地の財政改革
  3 イギリス本国植民地省と内務省の対立
  4 改革に対する海峡植民地での不満
  5 改革の進まない日本
  6 極東調査
  7 麻薬製造制限会議
  8 バンコク会議
  9 イギリスと日本の逆転
第四章 アヘン容認の終焉に向けて
  1 経済不況と海峡植民地の財政問題
  2 海峡植民地社会の変容
  3 東アジアの混乱とイギリス、OAC
  4 さらなる改革の要請
  5 大戦と帝国におけるアヘン吸煙容認の終焉
終章 アヘンの規制とイギリス帝国
  1 アヘンの規制によるイギリス帝国のゆらぎ
  2 アヘン規制の歴史と私たち