林 隆敏/著 -- 中央経済社 -- 2005.3 -- 336.97

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /336.9/ハ/ 115638330 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 継続企業監査論
タイトルカナ ケイゾク キギョウ カンサロン
副書名 ゴーイング・コンサーン問題の研究
著者 林 隆敏 /著  
著者カナ ハヤシ タカトシ
出版者 中央経済社
出版年 2005.3
ページ数 6,9,286p
大きさ 22cm
一般件名 会計監査
ISBN 4-502-25110-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 336.97
内容紹介 企業存続のリスクや不確実性を巡る「ゴーイング・コンサーン問題」について、日米における制度対応、特記事項の実態分析、未確定事項の監査問題など、財務諸表監査の視点から、体系的かつ包括的に考察する。
著者紹介 1966年愛媛県生まれ。関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。現在、同大学商学部助教授。共著に「ベーシック監査論」がある。

目次

第1章 ゴーイング・コンサーン問題の史的考察(1)-ゴーイング・コンサーン問題の胎動-
  第1節 史的考察の目的
  第2節 未確定事項に関する監査報告基準の整備
  第3節 ゴーイング・コンサーン問題の胎動
  第4節 期待ギャップの顕在化とコーエン委員会報告書
第2章 ゴーイング・コンサーン問題の史的考察(2)-条件付限定意見論争と早期警告システムの導入-
  第1節 条件付限定意見論争
  第2節 期待ギャップ問題の再燃と議会の介入
  第3節 早期警告システムの導入と整備
  第4節 史的考察からの示唆
第3章 未確定事項の監査問題
  第1節 カーマイケル研究の意義
  第2節 未確定事項の性質と評価
  第3節 波及的未確定事項
  第4節 未確定事項に対する監査人の役割
  第5節 結び
第4章 未確定事項の本質とゴーイング・コンサーン問題
  第1節 問題意識
  第2節 未確定事項の概念
  第3節 リスク・不確実性の源泉
  第4節 情報の信頼性とゴーイング・コンサーン問題
第5章 企業存続能力に関するリスク情報の開示と監査
  第1節 研究の視点
  第2節 リスクおよびリスク情報の概念
  第3節 GCリスクの評価主体
  第4節 開示と監査の概念的枠組み
  第5節 結び
第6章 企業存続能力に関する経営者の主張と監査目的
  第1節 問題意識
  第2節 経営者の主張と監査目的
  第3節 企業存続能力に関する経営者の主張
  第4節 企業存続能力に関する監査目的
  第5節 今後の課題
第7章 継続企業の前提の妥当性
  第1節 研究の背景
  第2節 企業倒産プロセスと継続企業の前提の妥当性
  第3節 会計基準に対する提言
  第4節 監査基準に対する提言
  第5節 『1991年報告書』の特徴と最近の動向
第8章 アメリカにおけるゴーイング・コンサーン問題への制度対応
  第1節 はじめに
  第2節 経営者および監査人の役割
  第3節 継続企業としての存続能力の評価
  第4節 監査報告
  第5節 GCリスク評価主義の特徴
第9章 アメリカにおけるゴーイング・コンサーン問題の実態分析
  第1節 分析の目的と対象
  第2節 GC説明区分記載会社の分析
  第3節 GC説明区分の分析
  第4節 財務諸表注記の分析
  第5節 注記開示および監査報告の特徴的な事例
  第6節 分析から得られた示唆
第10章 わが国におけるゴーイング・コンサーン問題への制度対応
  第1節 はじめに
  第2節 歴史的経緯
  第3節 経営者および監査人の役割
  第4節 継続企業の前提にかかわる評価と開示
  第5節 継続企業の前提にかかわる監査実施
  第6節 継続企業の前提にかかわる監査報告
  第7節 GCリスク開示主義の特徴
第11章 ゴーイング・コンサーン問題に関する特記事項の実態分析
  第1節 分析の目的と対象
  第2節 事業の継続性
  第3節 実質的な経営破綻
  第4節 財政状態・経営成績への重要な影響
  第5節 経営計画
  第6節 金融機関等の支援
  第7節 分析から得られた示唆
第12章 継続企業の前提に関する注記および追記情報の実態分析
  第1節 分析の目的と対象
  第2節 継続企業の前提に関する注記の分析
  第3節 追記情報の分析
  第4節 前中間決算における特記事項との関係
  第5節 分析から得られた示唆