林 紘一郎/著 -- 東京大学出版会 -- 2005.4 -- 070.13

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /070.1/ハ/ 115636193 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 情報メディア法
タイトルカナ ジョウホウ メディアホウ
著者 林 紘一郎 /著  
著者カナ ハヤシ コウイチロウ
出版者 東京大学出版会
出版年 2005.4
ページ数 13,326p
大きさ 22cm
一般件名 マス・メディア-法令 , インターネット-法令
ISBN 4-13-031179-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 070.13
内容紹介 「インターネットの登場と情報メディア法」「情報メディア法の定義と分類」等、7章で構成し、これからのメディアのあり方を法と経済の視点から示す。
著者紹介 情報セキュリティ大学院大学副学長・教授、慶応義塾大学客員教授。経済学博士、法学博士。専門は、技術標準や知的財産、メディアのあり方などをめぐる法と経済学など。

目次

第1章 インターネットの登場と情報メディア法
  1-1 情報メディアの史的展開
  1-2 メディアとしてのインターネット
  1-3 電子取引市場(eコマース)と「思想の市場」の実現
  1-4 メディアとメッセージの分離
  1-5 情報メディアの3類型
  1-6 アメリカの判例に見るPBC分類の適用
  1-7 インターネットとPBC分類
  1-8 二重の基準論と相互依存
  1-9 情報メディア法の新しい視点
第2章 情報メディア法の定義と分類
  2-1 「情報メディア法」の不在
  2-2 情報メディア法の目的,内包と外延
  2-3 情報メディア法の分類
  2-4 情報メディア法の法源
  2-5 情報メディア法の史的展開
  2-6 通信・放送分野における「1953年体制」
  2-7 電波監理委員会の評価
  2-8 通信・放送の融合と法的対応
  2-9 今後の課題:信頼性とセキュリティ
第3章 コンテンツ規制:「言論の自由」と情報メディア法
  3-1 言論の自由と社会的制約
  3-2 社会的制約の基準
  3-3 著作権保護の二面性
  3-4 著作権とPBC分類
  3-5 名誉毀損:公益と私益の調整モデル
  3-6 プライバシー概念の多義性
  3-7 プライバシー・パブリシティ・個人情報
  3-8 わいせつ情報,その他の保護されない情報
  3-9 番組編集準則と言論の自由:B型規律の検証
第4章 情報仲介者の法的責任:C′型規律のあり方
  4-1 情報仲介者のコンテンツ責任:3つの類型
  4-2 「言論の自由」と「通信の自由」
  4-3 情報基本権の検討
  4-4 検閲の禁止と通信の秘密保持
  4-5 アメリカにおける通信の秘密保持
  4-6 通信傍受法
  4-7 情報仲介者の責任に関する一般原則
  4-8 知的財産権侵害の場合
  4-9 知的財産権以外の侵害の場合
第5章 コンデュィト規制:情報メディア産業法
  5-1 国有事業と通信の一元化
  5-2 通信の変革と情報メディア法の変質
  5-3 設備規制とサービス規制
  5-4 資源配分上の規制(1)無線通行権
  5-5 資源配分上の規制(2)有線通行権
  5-6 参入・退出規制と外資規制
  5-7 料金規制
  5-8 相互接続規制
  5-9 コンピュータ関連法制
第6章 マス・メディアとコンデュィトの紐帯関係
  6-1 マス・メディアの集中排除原則
  6-2 新聞・出版と再販売価格維持制度
  6-3 取材の自由と記者クラブ
  6-4 放送の垂直統合にまつわる神話
  6-5 ユニバーサル・サービス:義務か特権か
  6-6 マス・メディアと個人情報保護法
  6-7 いわゆるマス・メディアの特権
  6-8 取材源の秘匿と公正な裁判
  6-9 ジャーナリズムとは何か:プリンシパル・エージェント論
第7章 解釈論から立法論へ
  7-1 「包括メディア産業法」の検討
  7-2 いわゆる「水平分離論」について
  7-3 構想実現の契機
  7-4 「包括産業法」の必要性
  7-5 電子公衆送信法(案)の概要
  7-6 2つのパラダイム・シフト
  7-7 通行権の設定方法と評価基準
  7-8 アナログ法制とデジタル法制