伊藤 滋夫/総括編集 -- 青林書院 -- 2005.3 -- 327.2

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
地下書庫 /327.2/ミ/1 116295122 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 民事要件事実講座 1
タイトルカナ ミンジ ヨウケン ジジツ コウザ
著者 伊藤 滋夫 /総括編集  
著者カナ イトウ シゲオ
巻の書名 総論  1
巻の著者 伊藤 滋夫/編集
出版者 青林書院
出版年 2005.3
ページ数 24,382p
大きさ 22cm
一般件名 民事訴訟法 , 事実(法律)
ISBN 4-417-01382-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 327.2
内容紹介 事件事実論を理論と実務の両面から体系的に考察する。裁判官又は当事者の視点から要件事実の機能を論じ、主張責任と立証責任、攻撃防御方法と事件事実の問題、更には法律周辺業務との関係についても分析。
著者紹介 ハーバード・ロー・スクールマスター・コース卒業。東京高等裁判所部総括判事等を歴任。現在、創価大学法科大学院教授ほか。弁護士。法学博士。著書に「事実認定の基礎」など。

目次

1 要件事実論の現状と課題
  1 本稿の趣旨
  2 序説
  3 要件事実論の現状
  4 要件事実論と事実認定論
  5 要件事実論の課題
  6 おわりに-司法への市民の参加にも触れて
2 要件事実の機能
  1 はじめに
  2 要件事実とのかかわり
  3 要件事実教育の変遷等
  4 要件事実
  5 攻撃防御方法の体系
  6 要件事実論
  7 要件事実の機能
  8 判決書の作成
  9 おわりに
3 当事者からみた要件事実
  本稿の趣旨
  1 要件事実に入る前に(とくに弁論主義について)
  2 要件事実について
  3 司法研修所の要件事実
  4 ブロック・ダイアグラムについて
4 主張責任と立証責任
  1 本稿の趣旨
  2 裁判規範としての民法と要件事実
  3 立証責任
  4 主張責任
  5 立証責任と主張責任との関係
  6 最後に
5 規範的要件・評価的要件
  1 本稿の趣旨
  2 実体法上の法律要件の種類,区別の実益等
  3 評価的要件・規範的要件の意義,種類
  4 評価的要件の要件事実
  5 評価障害事実について
  6 評価的要件における判断の構造
  7 最後に
6 攻撃防御方法としての要件事実
  1 はじめに
  2 契約に基づく履行請求権の要件事実
  3 契約無効に基づく不当利得返還請求権
7 公証業務と要件事実
  1 はじめに
  2 公証制度の紛争予防機能について
  3 公証業務において要件事実論を取り入れる場合の問題点について
  4 公正証書作成と手続的要件について
  5 公正証書作成と実体的要件について
  6 類型別の公正証書における要件事実とのかかわりについて
  7 むすび
8 司法書士と要件事実
  1 本稿の趣旨
  2 筆者が受けた4つの相談事例
  3 要件事実論の有用性-4つの相談事例について
  4 要件事実論の有用性-添付書面を例にして
  5 裁判規範としての民法
  6 おわりに
9 弁理士業務と要件事実
  1 はじめに
  2 証明責任の意義
  3 民事訴訟における証明責任の分配
  4 行政訴訟(抗告訴訟)における証明責任の分配
  5 審査における証明責任
  6 審判における証明責任
  7 審決取消訴訟における証明責任
  8 まとめ
10 法学・法曹教育における要件事実論
  1 はしがき
  2 要件事実論:要件事実教育のはじまり
  3 要件事実論の現況寸描
  4 要件事実論の特徴,内容
  5 法学教育,法曹教育における要件事実論