柏原 紀久子/著 -- 燃焼社 -- 2005.3 -- 950.278

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資料詳細

タイトル フランソワ・モーリャック
タイトルカナ フランソワ モーリャック
副書名 二十世紀の良心
著者 柏原 紀久子 /著  
著者カナ カシワバラ キクコ
出版者 燃焼社
出版年 2005.3
ページ数 6,278p
大きさ 21cm
ISBN 4-88978-050-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 950.278
内容紹介 フランソワ・モーリャックのジャーナリストとしての活動をおもに取り上げ、そのヒューマニズムに満ちた精神の軌跡を追う。また実際の生活や考え方により、ブルジョワとしての彼の立場を明確にする。
著者紹介 大阪大学大学院博士課程修了。梅花女子大学教授。

目次

第一章 モーリャックのアンガジュマン(社会参加)の軌跡
  1 偽善的ブルジョワ社会とのたたかい
  2 衆愚的民主主義への憎しみ
  3 全体主義との戦い
  4 戦後の粛清裁判批判
  5 フランスの植民地戦争との戦い
  6 フランスの使命の擁護
  7 『最後のブロック・ノート』におけるモーリャック
第二章 ブルジョワとしてのモーリャック
  1 ブルジョワ社会を擁護するモーリャック
  2 モーリャックと社会主義者たち
  3 モーリャックの革新性
第三章 文学の中におけるヒューマニスト・モーリャック
  1 情熱的人間
  2 女性へのまなざし
  3 闇の世界からの脱出
第四章 モーリャックの矛盾
  1 『テレーズ・デスケルー』における不快さ
  2 ブルジョワ生活の享受をめぐって