杉本 泰治/著 -- 丸善 -- 2005.2 -- 507

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地下書庫 /507/ス/ 115630790 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 大学講義技術者の倫理入門
タイトルカナ ダイガク コウギ ギジュツシャ ノ リンリ ニュウモン
著者 杉本 泰治 /著, 高城 重厚 /著  
著者カナ スギモト タイジ,タキ シゲアツ
出版者 丸善
出版年 2005.2
ページ数 5,241p
大きさ 21cm
一般件名 科学技術倫理
ISBN 4-621-07564-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 507
内容紹介 技術倫理を科学技術・法・倫理の三面から捉え、その考え方、事例の見方を平易に解説。組織に属する技術者のために、組織と個人の関係についても説明。事例の改善、討論課題の追加など充実を図った、2002年刊に次ぐ第3版。
著者紹介 技術士(化学部門)。T.スギモト技術士事務所。

目次

第1章 モラルへのとびら
  1.1 モラルと倫理
  1.2 モラル上の不一致
  1.3 法と倫理の関係
  1.4 まとめ
第2章 技術者と倫理
  2.1 なぜ技術者の倫理か
  2.2 技術者倫理を考える
  2.3 倫理規程を読む
  2.4 技術者の倫理教育
  2.5 まとめ
第3章 組織のなかの一人の人の役割
  3.1 チャレンジャー号事件
  3.2 個人と法人
  3.3 個人を超える倫理への道すじ
  3.4 組織のなかの人たち
  3.5 組織の風土,集団思考
  3.6 まとめ
第4章 モラル上の人間関係
  4.1 倫理が作用する限界
  4.2 技術者のコミュニティ
  4.3 私的な人間関係
  4.4 業務上の人間関係
  4.5 利害関係の相反(利益相反)
  4.6 公衆
  4.7 まとめ
第5章 技術者のアイデンティティ
  5.1 JCO臨界事故の見方
  5.2 技術者倫理の観点から
  5.3 科学技術をになう人々
  5.4 技術者の条件
  5.5 まとめ
第6章 技術者の資格
  6.1 技術者資格
  6.2 日本の技術士資格
  6.3 技術者資格の国際間相互承認
  6.4 技術者教育との連携
  6.5 まとめ
第7章 倫理実行の手法
  7.1 対話の成立
  7.2 争点を明らかにする
  7.3 モラル問題の二つのタイプ
  7.4 決疑論の方法
  7.5 日本の公務員倫理法
  7.6 まとめ
第8章 注意義務
  8.1 注意義務と過失
  8.2 雪印乳業食中毒事件
  8.3 職務と注意義務
  8.4 品質管理
  8.5 事故責任の法
  8.6 まとめ
  付録 技術者のためのPL法ガイド
第9章 法的責任とモラル責任
  9.1 カネミ油症事件
  9.2 原因物質
  9.3 法的責任の全体像
  9.4 法とモラルの境界域の責任
  9.5 合成化学物質の脅威
  9.6 まとめ
第10章 正直性・真実性・信頼性
  10.1 モラルの資質
  10.2 パチンコカード共同事業の破綻
  10.3 三菱自動車リコール・欠陥隠し事件
  10.4 企業コミュニティの体質・風土
  10.5 まとめ
第11章 説明責任
  11.1 遺伝子組み換え作物
  11.2 説明責任と信頼関係
  11.3 立証責任
  11.4 情報開示
  11.5 まとめ
第12章 警笛鳴らし(または内部告発)
  12.1 通報の多様性
  12.2 単純な公益優先の場合
  12.3 通報者の人間関係がからむ場合
  12.4 権利の濫用
  12.5 通報のメカニズム
  12.6 正当化と積極策
  12.7 まとめ
第13章 環境と技術者
  13.1 環境倫理の枠組み
  13.2 持続可能な開発
  13.3 地球規模での制御
  13.4 技術業における環境倫理
  13.5 公共事業における変化
  13.6 まとめ
第14章 技術者の財産的権利
  14.1 企業財産の持ち出し
  14.2 特許権収入
  14.3 株式オプション
  14.4 共同事業契約
  14.5 まとめ
第15章 技術者の国際関係
  15.1 国際間の地域統合-EUを例に
  15.2 二国間,多国間の協定
  15.3 国際規格・基準
  15.4 国際化時代のコミュニケーション
  15.5 まとめ